「私のいのちと祈りの風景」

11月1日(金)。

マイカーぶっ飛ばして朝6時前に橿原神宮界隈に行き、

奈良県飛鳥倫理法人会の

経営者モーニングセミナー&朝食会に参加。

次に三輪大社へ“朔日参り”。

神恩報賽でご祈祷頂き、

その後近くにあるお店(農業屋)で

予約しておいたタマネギ苗をゲット。

更に洞川温泉(http://www.dorogawaonsen.jp/)へ飛び、

愛飲中の“ゴロゴロ水”をたっぷり180リットル汲み、

龍泉寺をさっとお参りした後

また橿原神宮界隈へ戻り、

社会福祉法人奈良いのちの電話協会

http://www.nara-inochi.jp/)主催の

映像作家・保山耕一さん

https://hozankoichi.wixsite.com/profile)の

講演会を聴きに行きました。

めっちゃタイトスケジュールでしたが

万事滞りなく予定通り進み、

一度に奈良の用事が済み、

ほっとしています(^^)♪

保山耕一さんのことは度々このブログでも

ご紹介させて頂いておりますが、

末期がんを抱えながら、

日々移ろいゆく美しい奈良の風景を撮り続けておられ、

その映像が何とも言えず、美しく惹かれ、

万感の想いがしウルウルしてきます。。。

その儚くとも美しい映像の奥にある、

保山さんの思い(心)に触れたくて、

この講演会に足を運ばせて頂きました。

保山さんはこの講演会を機に、

自分のことを話す(講演する)のは止めにして、

撮影や上映会に専念されるとのことで、

この日に行って本当によかったです。

お話を聴き、映像を観、

何度も涙腺がゆるみやばかったです。。。

保山さんのお話を聴いてとても良く分かったことは、

「命があるからこそ、与えられた自分の使命が全う出来る」

ということです。

当たり前のことなんですが、

末期がんで自分の思うように身体が動かない

保山さんだからこそ、めちゃくちゃ説得力があります。

そして

「命がまだあるということは、

まだ自分のすべきこと(使命)があるということ」

ともおっしゃってはりました。

夜眠った後、もう朝は来ないかも知れないと

常に思っておられるとのことで、

朝起きれて、身体が動いて、撮影に行けることを

【一日一生】でかみしめながら日々、

命(生きた証である映像作品)を

刻んでいるという感じがいたしました。

保山さんの、そのかけがえのない命の輝きが、

映像作品を通して、

私たちへ与えるメッセージ(ヒカリ)は・・・

生きることの厳しさや苦しさ、はたまた楽しさや美しさ、

意義や目的、そして希望(目指すべき境地)

なんだと感じました。

映像は言葉を超え、感性・たましいにダイレクトに

伝わってくるものだからこそ、

めちゃくちゃ感動するのかなぁ。。。って思いました。

桜の花の散り際は、

美しさの中に切なくて寂しい感じがしますが、

【来年また、美しい花を咲かせる為に散っていくんだ】と

保山さんは希望を持っておっしゃいます。

終わる・死ぬからこそ、始まる・生まれてくる。。。

そんな自然のサイクル、自然の一部として、

これからも淡々と、命尽きるまで、

映像を撮って残していかれるとのことです。

保山さんのその正に命がけの生き様を通して、

有限なる時の流れを観、

自分の使命をもっと真剣に考え深堀りし、

その使命に向かって着実に歩んで生きたいなと

改めて感じた次第です。

ありがとうございました(=人=)☆