「こころ(思うこと)は常に一つ」

人間がおかあさんの体内を通して生まれて来た時、

その肉体は必ず一つです。

二つ以上肉体を持っている人はいません。

と同時に、その肉体と同様に、

【心】というものも一つ与えられて生まれて来ます。

心(思う装置/見えない世界と見える世界を繋ぐ・

行き来する役割を担っている

目には見えない臓器・機能)で思うことは

日々コロコロ変わるので、

心というものはイッパイあると勘違いしてしまいがちですが、

常に一つしかありません。

例えばここに、コロナウイルスに対する

過度な恐怖心に囚われて、

外に一歩も出れない人がいたとしましょう。

その人の持つたった一つの心は

「コロナが怖い!」としか認識出来ません。

同じ心が、その想いと一緒に

「コロナを過度に怖がってもどうしようもないから、

今出来る範囲で出来ることをしよう、

出れる範囲で外に出てみよう」云々という

認識が出来ないのです。

従いまして、マイナス思考という方向性を持つ心は、

同時に真逆(別次元)のプラス思考という

方向性を持つことが出来ないようになっているのです。

ですので、マイナス思考の人は、

自らの心が持つ思考と同じような思考や情報、

認識ばかりを自らの心に入れ続けて行きます。

「私は駄目な人間だから何をやってもうまく行かない」と

心で認識している人は、

うまく行かない要素ばかりを自らの心の中で作ったり、

外部環境から引き入れ続けてます。

で、本当に駄目な人間で何をやってもうまく行かず、

「消えてしまいたい or 消してやりたい」と自暴自棄になって、

サイアク自殺するか他殺するかです

(自殺・他殺の方向性はその人が持つ因果で決まりますが、

根底にある感情は同一のものです)

逆に

「今はこんな状況だけど、私は必ず成功する、幸せになる!」と

心で認識している・決めている人は、成功する/

幸せになるための情報や気付き、境遇を常に探したり、

作ったり・・・自らの心に引き入れ続けています。

いつ本当にそうなるかは“カミのみぞ知る”

という領域なので分かりませんが、

そんな心を持つ人はいつか必ず成功し、

幸せになっていきます。

「運命は自ら招く」「幸せはいつも自分の心が決める」

我々の心が今、試されています・・・正に試練の時です。