①木材・竹などの節のあるところ。

②物事の区切り目。

竹を加工して畑で使っています。

イチゴに被せている網が飛ばないように抑える棒として、

また天に伸びる野菜が風で倒れないように支える棒など、

いろいろと便利な竹です。竹は節目があるから、

しなっても簡単に折れないし、強いんですよね。

日本全国の風景を観察しておりますと竹は、

人里離れた深い森には殆ど生えてなくて、

大抵は里山(人が暮らす場所や近く)に生えています。

昔の人は、竹を日用品としていろんなことに

活用していたと推測しています。

人生にも節目という時期があります。

この国や地球にも節目という時期があります。

それが【今】です。

この節目というものがあるからこそ、

より勁く、より楽しく、より幸せになれる。

雨が降れば雨と共に、風が吹けば風と共に揺れる・・・

その流れと共に、自然体で一日一日を過ごしています。

さらに、「松竹梅」と言いますが、

松は厳しい海岸線沿いに植えられて、

塩や強風などの害を防いでくれます。

竹はどんだけ強い風が吹いても雨が降っても、

一緒に動いて簡単には折れません。

梅は寒くて厳しい冬の終わりを告げる、

春〜希望を知らしめる〜の花木です。

私たちの祖先は「松竹梅」という木々からも、

人生のあるべき姿を観、前を向いて歩んでいたようです。