「北のまほろば 青森旅⑦/藩境塚」

今の青森県は、津軽藩(県西側)・南部藩(県東側)・

斗南藩(県北東部・下北半島)と3つの藩が

合体して出来た県です。

南部藩と津軽藩の境に設置されていた【藩境塚】という

境界を示す4つの塚が今でも公園として整備され

遺っているとのことで見て来ました。

昔はこんな塚がたくさんあったかと思いますが、

変化の渦の中で「無用の長物」として

歴史の彼方に消えてしまったようです。

未だに江戸時代の遺物が遺っているって、

物持ちがいい県ですよね!

歴史好きにはたまりません〜^^♪

あと、別の意味・理由で遺っていると推測しています。

南部藩と津軽藩はかつてめちゃくちゃ

仲が悪かったのです。

だから境界線はかなり重要なんや、、、と?

隣同士は、境界線の問題等、

リアルに利害関係が衝突するので、

仲が悪い場合が多いのですが、

もともと津軽藩というものは存在せず、南部藩でした。

が、津軽為信という人物が、

豊臣時代に下剋上状態で南部藩から分離独立して、

津軽藩を作ったのです。

だから南部の人は津軽に対して

あまり良い感情は持っていないそうですし、

津軽の人は南部の人に対してどことなく

負い目を感じているそうです。

が、廃藩置県となり、既に150年も経っていますので、

そんな南部VS津軽感情は若い人を中心に

残っていないようです。

車がビュンビュン走る国道4号線沿いの

駐車場に車を置いて陸奥湾に向かって坂を下り、

そして今はもう存在しない旧街道沿いにあったと思われる、

この藩境塚を眺めた時、中世や江戸時代の残り香が、

秋風に乗ってほのかに漂ってくるようでした。。。☆

●藩境塚(通称・四ツ森)

http://www.town.noheji.aomori.jp/kanko/spot/391