「なぜ関西人はどこでも関西弁をしゃべる?」

先日、秋田空港の出発ロビーで飛行機を待っていると、

そこに設置されていたテレビで、

NHKの「チコちゃんに叱られる!」が流れてて・・・

その次回予告に惹かれ、翌週の番組を

わざわざ録画することにしました。

題して「なぜ関西人はどこでも関西弁をしゃべる?」

長年、大阪・関西人をしておりますが、

改めてその謎を知りたいと思いました(笑)♪

“チコちゃん”の見解では、その謎の答えは

【学校の先生が関西弁だから】なんだそうです(驚)☆

共通語の“読み書き”は小学校から学びますが、

共通語の“アクセント”は学ばないです。

学校の先生は大阪・関西人の方ばかりですので、

学校の授業は関西のアクセントで子どもたちに教えます。

だから、子どもたちは関西弁しか話さなくなるのだそうです。

関西圏は、大阪・京都・兵庫などの

それなりに大きな経済圏があり

(人口2,000万人/近畿方言は日本一話されている方言)、

生まれも関西、学校(大学まで)も関西、そして職場も関西であれば、

共通語を(のアクセントで)話す必要性は一生無いので、

東京へ出張に行っても、ハワイに観光に行っても、

関西弁しか話さなくなるのだそうです。

加えて、一昔前は「関西人=ケチ」など、

悪いイメージがありましたが、明石家さんま、

ダウンタウン、ナインティナイン(岡村さんが出演してます)などの

お笑い芸人やタレントさんの影響で、関西人/関西弁に

いい印象を持つ人が増え、且つテレビから

頻繁に流れる関西弁のおかげで、

全国の人がそれなりに関西弁が理解出来るようになっている・・・

のもあるようです。

そして、大阪・関西の人は【自己肯定感が強い】

のだと思います。

自分たちの町、自分たちの言葉、文化や歴史、

精神的なもの全てに誇りを持っているのだと思います。

これはきっと、大和政権が出来てから江戸時代あたりまでは

関西が我が国における経済などの中心地だったからと、

私は観じております。

ですので、どこ行っても、誰と会っても、正々堂々、

関西弁をまくし立てるのだと思います。

今でも自分たちは中心やと認識してるっぽいです(笑)♪

・・・日本全国の人と言葉が通じなければ、

慣れない共通語を使って話しますが、

関西弁でも十分通じますので、

全国どこに行っても関西弁のまま話す・・・そりゃそうやな(笑)。

だけど、ハワイとか外国に行っても関西弁って、

別次元で摩訶不思議な現象やけど・・・

例えば市場で「これ、まけて!」と言っても、

何となく現地の人に通じてるから不思議です。。。

きっと、大阪・関西弁をしゃべる人らって、

言葉以外に【ボディーランゲージ力(非言語コミュニケーション力)】

がめちゃくちゃ発達してて、それで国内だけやなく、

世界中の人に、なんとな〜く通じるのかも知れませんね(笑)。

改めて、オモロイ考察でした。

チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

って叱られないように、引き続き、しゃん!

として生きたいと思います^^♪

NHK「チコちゃんに叱られる!」公式ホームページ

https://www.nhk.jp/p/chicochan/ts/R12Z9955V3/