8月9日(火)
被害者加害者対話支援センターの研究会に参加してきました。養成講座で、「少年法」
について語っていただく前野育三先生(関学法学部教授)にお声かけ頂いたのですが、VOM(victim offender mediationi=被害者加害者対話)http://www.vom.jp/を実施するNPOが関西にあり、次世代育成をテーマにする者にとって、日本の社会システムに挑戦されている方々の存在は、希望であり、畏敬の念でいっぱいになりました。アメリカのコミュニティが、VOMを育てることに成功しているのは、市民が市民としての自覚の上に成り立ったものでしょう。日本の社会で「対話」という戦略を生かすために必要なことは何なのでしょうか?私は、9月17日にVOMのシンポジウムでC.U.Pの活動について発表することになっています。私たちの小さな取り組みが、「地域」という視点で、「対話をするということ」について考えるきっかけにしていただけるのならば、なんと光栄なことでしょう。NPOがつながっていくということは、地域が成長するために必要不可欠なことです。全てのプロセスと意思決定を支えるのは、限りない人間に対する愛情と情熱、そして信念。前野先生との出会いの場を設定してくれた江見くんにも心から有難う。