CUPでは、ここのブログをスタッフが日替わりで書き込むことになり、僕は「4」のつく日を担当と決まったのですが昨日は時間がなくできませんでしたので一日遅れの書き込みです(%痛い男%)

僕は宝塚市で議員をやっています。
NPOの概念そのものが未成熟の日本では、まだまだNPOに対する一般の認識が深くありませんが、NPOと「政治」の関係は一定の距離を置かなくてはならないうえに、それでいて密接でもあります。正直、『ビミョー』です・・・

そんな中で『議員』である僕がこのNPOに主体的に関わるのは・・・以下の大きく2つの理由があります。もちろん、理事長をはじめスタッフの皆さんとの人間関係が一番のキッカケですけどね。

①CUPで取り組もうとしている、子どもを取り巻く問題、キャリア教育という新しい分野について関心があるから。また、机上の勉強だけでなく「実践」をしてみたいから。

②NPOという組織運営の実態を知りたいから。

の2つです。

僕は3年前、日本で一番若い候補者として選挙に出馬、議員になりました。
若者の代表。
そして、全市民の代表でもあります。

これからの少子高齢社会を実際に支えていくのは僕達の世代。
しかも、世の中を見渡せば、いろんな仕組に歪みが生じ、起こるべくして多くの社会問題が起こっています。
今こそ、それらの根本的な原因を考え、社会を変えていかなければ。

そのためには、若者ももっとしっかりしなければならない。若者の意識を変えていきたい。そんな思いがあるのです。
それが、今の社会の問題に気づいた僕の責任。

それを実践していく方法が、政治。
だけど、政治だけでは、変えられない。それも事実。
ビジネス、文化、NPO、、あらゆるチャンネルでそれは行われていかなければなりません。

だからこそ、キャリア教育や若者、子ども達のことを真剣に考えるこのNPOに僕も主体的に参画したい。そう思ったのです。

ただそれだけ理想志し高く、NPOとして法人化し頑張っていても、その活動を支える仕組はあるのかどうか。
行政は『市民との協働』という看板を掲げて久しいですが、それは本当に実態を伴っているのかどうか。
行政はNPOのことを『人件費の安い下請け団体』のようにしか思っていないのではないか??
そんな疑問を、検証するためにも、自分自身がNPOの現場に飛び込もうと思ったのです。

CUPはまだ始まったばかり。
これからいろんな議論をして、切磋琢磨して、
『現場』で頑張っていきたいと思っています。

そしてそこで得た事を、政治の場でもしっかりと伝えていきたい。
それが僕の役割だと思っています。

エミケン
宝塚市会議員
江見健太郎
http://www.emiken.net/