「ふくし」の時代

今日から3月です。庭の水仙の黄色がとてもきれいです。

少しずつですが、従来の「福祉」の概念をもっと広げるという意味で
「ふくし」というひらがな表記がされつつあります。「困っている人」を
助けるためだけではなく、「幸せ」とか「よりよく生きる」という意味です。
つまり、これからの時代「ふくし」の視点がないところに
繁栄はありえないということですね。

同時に「キャリア」と言う言葉が、ひろく「生まれてから死ぬまでの
人生の全て」を指すということも一般的には知られていません。
ですから、どうしても「キャリア」も狭義の意味合いで
使われてしまいます。
(例)キャリアウーマン、キャリア官僚・・・
でも、「自分の人生を大切に生きる」という視点が忘れられたまま
「教育」とか「仕事」について議論しても、決してそれは自分のもの
にならないのではないでしょうか。
だから、私たちは「明日を生きる意味を求めて」活動することに意味が
あると思っています。
また、混乱させられてしまっている言葉の概念を正しく伝えていくことも、
次世代育成支援をする上で、大切な活動だと思うようになってきました。