記者会見に大手4社参加!

「定額給付金をNPOへの寄付に!」(KNPO)関西ネットワークのウエブサイトの開設を伝えるための記者会見が、3月27日(金)午後4時から大阪市福島区にある大阪NPOプラザで行われました。

 記者会見には、朝日、読売、毎日、日経の大手4紙が出席。
サイトの開設に至った経緯や目的、サイトに掲載されるNPOの活動やサイトの利用方法などについて説明を受けました。

 サイトの開設は約1か月前にKNPOの会議で決まりました。しかし、準備作業が遅れ、仮サイトができたのが、記者会見の1週間足らず前でした。しかも、サイトに掲載を希望するNPOの集約もあまり進みませんでした。
けれども、仮サイトが立ち上がってから、掲載希望NPOが増え、最終的に市民型ファンド10相談に応じる中間支援組織14のリストができあがり、サイトに掲載されています。

 記者会見の概要は、「公式」のプレスリリースをご覧いただければと思います。

ここでは、2−3の「裏話」をお伝えしておきます。

KNPOの説明の後、出席された記者のなかから団体の代表と電話連絡先について聞かれました。KNPOは、インフォーマルなネットワークですので、代表は置かず、また、事務局員がいるわけではないので連絡もメールに限定したいと考えてきました。

 突然の質問に、記者会見用のテーブルで隣同士だった大阪ボランティア協会の早瀬さんと大阪NPOセンターの堀野さんが、「どっちにしよう」と話し合いを始めてしまいました。

これを「関西らしい」と評した方もいました。

 結局、堀野さんは、早瀬さんが「職員に文句を言われるかもしれないが引き受けましょう」といってくださり、電話によるサイトの問い合わせ先が大阪ボランティア協会に決まりました。代表についても、その場で柏木に決まってしまいました。

 とはいえ、なんとかサイトも形になり、当初予定していた市民型ファンド5、中間支援組織10という掲載目標を大きく超える数の団体から協力を受けることが決まりました。
掲載団体集めにご協力いただいた方々に、お礼を申し上げます。
また、急きょ、サイトの制作をお願いしたソーシャル・デザイン・ファンドの金森さんにもお礼を申し上げたいと思います。

 今後ですが、まずサイトの整備が必要です。
掲載を希望していただいた団体のKNPOからのリンク先には、寄付や相談の受付を明示していただく必要があります。まだの団体は、至急お願いします。

 また、サイトを周知するために、掲載団体からも関連機関などに要請していただければと思います。

 このほか、地域ごとの活動なども必要になってくると思いますが、具体的なことはまた追って会議を招集して決めたいと思います。

その節は、よろしくお願いいたします。(柏木)