一番大事な基盤!ベゼルさん指導練習会!!

今日はナイターでベゼルさんの指導を受ける事になりました!!

月に一回来ていただいていて、11月からは間隔が狭かった今回は前回の記憶がより鮮明に残っているうちにやっていただけるので非常にありがたい事です。前回は体の基礎になってくるような足の裏、股関節、二の腕という事で意識してやっていただき、今回もその復習という事で再びやっていただきました。

また今日から一人新しい仲間が増えて一緒にやる事が出来ます。子供の世界にも色々あって、どれが正解か?という事は難しいのですが、この子にとってファルコの選択が良かったと思える場になればいいし、そうなるようにどのような行動、考え方が出来るか?は自分次第になってくると思うので一緒にがんばっていきたいと思います。みんなにとっても競争する相手が一人でも増えるという事は刺激にもなってくると思うし、一人一人が今の自分のレベルを越えていけるように日々進化していくつもりでやっていきましょう!

今日は末永トレーナー一人で来てくださったのですが、いつも良い手本を見せつつ指導をしてくださるので子供達には大きな説得力があります。

出来るだけ個別に指導をしてくださるので一人一人が意識してやれるし、正しい形、正しい姿勢を維持出来ます。知ったかぶりでやってしまうとどうしても成果が残りませんが、正しい姿勢で、正しいやり方をすれば自分の中に残っていきます。今は100点満点の形、姿勢には到達出来なくても繰り返しやっていく中で100点を目指してくれれば良い。一番良くないのは、50点ぐらいなのに自分の中で『出来ている』と勝手に満足してしまう事です。今のみんなが余裕で出来るような形はほとんどありません。つまり、楽だな〜って思っている時は、必ず何かがズレているのです。それを自覚してきつい状態で維持をするような気持ちで自分に厳しくやれるかどうか?です。

最後に話をしたのですが、みんなの様子を見ているとやっぱり自分に甘く、甘えてしまう姿をよく見ます。隣の子を見て合わせたり、手を抜いたり、気を抜いたり・・・。自分一人の判断でやらない事も大きな問題。自分の意思なく、自分の責任にしないような状況を作らずに、もっともっと自分に対して厳しくなりたいですね。

ただ、やろうとしている子もいるのは確かで、そういう子は確実に変化をしています。

ボールタッチでも同じですが、意識を持って、イメージを持ってやろうとしている子はそこに近づいていくものです。ただ単に与えられた事をこなすだけでは変化は起きません。自分でやる!自主的にやる!それが『当たり前』になる事をみんなには求めます。

今日も足の裏から入り、太もも、肩、股関節などを意識した動作をやっていただきましたが、末永トレーナーからも『ちょっとずつ出来るようになってるやん!』という言葉を多くもらえるようになっています。前向きに取り組んでいる子は少しずつ良くなっているのです。誰だって目に見える変化がほしい。正直に言えば10位だったものを1位にしたい。そう思います。でも、現実は周りが成長を辞めたりしない限り差というものが一気に埋まる事はありません。逆に、みんなががんばっていたら、11位になる事だってあります。でも、下がったからってがんばっていないとも限りません。周りだってがんばっているという事!トレーニングはどのチームもやっているし、自分達だけが飛び抜けて成長する事なんてありえないという事。

だから、一気に飛躍させようと期待しないで、本当に見えないような膜が一枚乗っかるぐらいの気持ちでやってほしいと思う。

子供は、人は、目に見えるものをどうしても信じたくなるし評価されがちですが、人の価値って見た目だけでは決まりません。ましてや努力の数なんて見た目では分かりません。

目に見えにくい部分である体の動かし方や柔らかさ、しなやかさなどは評価されにくいですが、一人の選手としては本当に大切な部分です。思うようにプレーをするという事は思うように体が動くって事だし、それを出来るようにする為には動く体にしないといけません。一般の人が思っている『柔軟』だけでは補えません。しなやかに使えるという言葉にふさわしい形でないと良いプレーを何度も続ける事が出来ません。プロだってみんな難しい事を簡単そうにやっている。それは目に見えない努力をみんなが見ていない場所でやってきたからこそ、です。

みんなも、みんなのいる場だけではない自分なりの努力の仕方を持てるかどうか?です。

きつい事をやるという事で何が変わるのか?です。

経験しただけでは変わりません。

経験を活かす行動をして初めて人は変わります。

きついという経験をしたみんながサッカーという種目のどこで、それを活かすか?です。どこでがんばるのか?どこで踏ん張るのか?柔らかい頭と体で。

根性論ではなく、勢いでもなく、『がんばり方』を考えるべき時です。力の抜き方をがんばる。思うように動かす事をがんばる。ボールを扱う事にがんばる。必死になるとか、強引にやるのではなく、自然な形で出来るようにがんばるのです。

ベゼルさんだからこそみんなが気付ける事がたくさんあるはずです!!こういう時間を大切にし、自分達が何をもって恩返しをしていくのか?です。与えてもらうばかりで終わってはいけません!みんなに出来る事。それは一体何だろうか???各自よく考えて、ベゼルさんに、指導をしてくれる方々に、協力してくれる人々に、感謝の意を持って自主的な行動をやっていきましょう!