一日穏やかな天気でした!!

時折風が強く吹いたりしていたのですが、春らしい天気だったと思います!先週は怪我で二人が見学でしたが、今日は全員が揃って活動が出来ました♪今年度最初の活動に最初から参加出来る〜〜!!って元気いっぱいだった凛太郎くん!一番に到着してやる気満々だったのですが・・・・・

『あ〜!!!』

と何かを思い出し、

『紙忘れた〜・・・・』と気付き、

『今なら間に合う!』と再度自転車にまたがって用紙を取りに帰りました。参加がうれしくて体だけ急いでしまったようですね!ですが、自分で気付き、自分で責任を取る!大切な事を自分でやってくれたと思います。

こういう経験を積み重ねるから『忘れたら困る』と自覚していくのです。

どうしてもこういう時に『大人が届けてしまう』助け方をしてしまう所があって、それによって『忘れたらまた届けてもらえる』という安心感がまた同じ事を繰り返すのです。届ける親は『もう〜〜〜!』なんて一応怒ったり、注意をしてみますが、そんなの子供にはまず伝わっていません。大切なのは、その忘れに対して自分で『しまった』と本心で思わせる事です。大人が助けるのは、届ける事ではなく『気付かせる事』だと思っています。

スクール前にはみんなで試合を楽しみました♪やはりこの時間の試合はみんながイキイキしていて、自分らしさを存分に出してくれます。子供はいつも思い切りやってくれるだけですが、コーチはこの時のイキイキさを『基準』にしているから、スクールの時間の最後にやるゲームでもこのイキイキさと勝負出来るぐらいの活気に出来る雰囲気作りをやっていきたいと思います。

スクールはまずアジリティクロスを使ってのステップとボール遊びをやりました♪

体と頭を同時に動かす事を目的にしています。初回よりもやっぱりうまくなっているし、子供の順応性にはいつも驚かされます。だからこそ、新鮮な、良い空気を常に与えていけるような声掛けって大事だと思うし、自分が満足したりしないようにしていきます。

次はレベル6キャッチをやりました♪

今日は奇数だったので、自分は凛太郎くんを担当しましたが、昨年からの成長は素晴らしいものがあり、ボールを『扱える』ようになっていました!最初の頃は、扱えないボールを何とか自分の体を扱って対応している感じだったのですが、今は余裕が持てているのは自分がボールを扱えるようになっているからです!非常に成長しているな〜って思いましたね!

また5年生も3年生の頃から2年間やってきている事もあってこちらも成長は素晴らしく、慶悠くんは時間内に2周完全クリアをして、瑠くんも完全クリアしてくれました♪那月くんはレベル6までしっかりと到達し、聖斗くんも前回は残り一回の所まで成功させ、今回もレベル5まで確実に到達しています。みんなが安定しているのは全体が成長している証拠ですね!

そこからは各自が狙った形を成功させていく時間を与えました!!

3種類の課題に取り組む時間です。今は何をやっても良いという感覚が幼いので、周りから観れば遊んでいるだけ、に見える状況です。これは『遊び慣れていない』この地域のあるあるみたいなものです。だからこそこちらが焦らずに『こういう風にしなさい』と形を提示したり、押し付けたりしないようにしようと思います。子供自身がいずれ気付きます。『このやり方だとあんまり意味がないな〜・・・』みたいな事を。

これも、先回りして教えてしまう大人が多いと思うのですが『成功からの喜び体験』を増やしていくと自然と課題に向き合う自分が出てくるので、そこまで待てるかどうか?だと思います。急がずにやっていきたいですね!

今は、ボールを追いかけている表情が笑顔であればそれだけで問題がないと思っています。『よし!』『惜しい!』『もうちょっと!』『出来た!』みたいな声がいっぱい飛び交うようにしたいと思います。

最後は再びゲームをしましたが、この最後のゲームってなるとみんなの頭の中が、『勝つ事』に支配されます・・・。

これは少年団だけの問題ではなく、もしかしたら期待を押し付ける家庭にも問題がある事もあります。試合の日に、『どうだったの?勝ったの?得点したの?試合には出たの?』みたいな『結果の話しか聞かない』ような環境に育つと、子供はいつしか『勝たないといけない、得点しないといけない、がんばらないといけない、やらないといけない・・・』という責任感に支配されるのです。

そうなると楽しさよりも『ただがんばっている』だけのゲームが始まります。目的も曖昧に、それこそ得点だけが決まった時だけ喜ぶ、うれしい、みたいな感覚だけになります。そうではなく、プレーをする一つ一つにもっと考えや意図を持ち、一つのプレーの成功を喜べるような狙いと余裕を持つべきだと途中に話をしました。

うまくなりに来ている???みんな言いますよね?

だったら、目先の勝利が自分のうまさには繋がっていない事を理解し、自分自身で何かを残していく考え方でゲームが出来るようになりましょう!!