遠征二日目の今日は各自がホームステイ先から現地集合となりました!!

自分は坂口さんの家へお迎えに保護者の方に乗せていただいて行きましたが、ホームステイさせてもらった9名が本当に一目で分かるぐらいの変化をしている事に気付きました。坂口さんの言い方、伝え方、教え方はものすごく丁寧なんだけどよく考えないといけないというものが多く、それを一晩過ごす中でとても影響を受けたのが分かるぐらいに朝からそれぞれに家事を、掃除をしていました!

やらされているか、やっているか?

ここの違いは雰囲気ですぐに出ます。今日はここでみんながその言葉はちょっとの差ですが、意味は大きく違うこの事を理解していたのだと思います。これが今後どのように活かされるのか?が楽しみですね!

早朝(5時?)に早起きして自主練習までやっていたそうです!2年生の思い、行動、サッカー愛を感じます。素敵ですね!!

今日は小さなお客さんもまた一人合流!!

小学4年生の元気な女の子♪お兄ちゃん二人が参加している遠征に一緒に入ってくれました!!周りは誰も知らない中、今日は佐賀からバレンティアさんも午前中一緒に活動が出来たので、全員がゴチャ混ぜのチームになって交流試し合い!!遠征に慣れているバレンティアさんの子供達はとても一人一人がしっかりとしていてお互いの主張は強く、それを見た内弁慶なうちの子供達は『内紛している・・・』と思って勝手に気まずくなっていました(笑) ですが、それも経験!色々な子供、色々な考えがあるんだよって事に気づけただろうし、優しくしてもらえるばかりを期待している自分の甘さにも気付いてね!

新しい空気も入ってきた事でより刺激を受けながら、ファルコのみんなもいつもと違う自分が出せていたと思います。遠慮もなく、同じ小学生だからどんどん行けていたしアピールもあったし、競争もあったし、本気もあった。こういう姿がお互いを成長させてくれるんだろうな〜って思いました!

そこから午前でバレンティアさんは佐賀への帰路に向かわれるという事でみんなでお見送り!!ただ、『お見送り』の意味を分かっていないファルコ生達!(笑)

ちょっとした事だと思うかも知れないけど、言葉、物事には『意味』というものがある事をやっぱり知ってほしいですね!唯一のお見送りまでしっかりとしたのは2年生の浅井くん!良いキャラが全面に出ていたし、溶け込む為の素晴らしい起爆剤になってくれていましたね!

そこからみんなでお昼ご飯を食べてから坂口さんに『リフティングをやってください!』とお願いをしました。快く承諾してくださって、小学生が初のトレーニングを受ける事が出来ました。普段とは全く違った形で受けるやり方に最初は戸惑いを感じていたと思うのですが、やっぱり慣れるのは早くすぐに自主的に動けていました。同年代のうまい子がいっぱいいる中で刺激ももらえただろうし、今後のボールの触れ方、体の動かし方、考え方もきっと変化が出てくると思います。中学生も日曜日にトレーニングしてもらったばかりでもあったし、意識が明確な時に再度受けられた事で繋がるものがたくさんあったと思います。今の2年生は3年生に比べて身体能力は落ちますが感覚の柔らかさみたいなものは良いものがある子が多いので、そこがどんどん吸収出来る力に繋がっていると思います。

見せ合い、教え合い、学び合い。

本当に良い空間。心地よい時間。

これを当たり前にしたいと自分も思う。ゆっくりだけどやれるはず!!子供の為にもやらないといけない事!

人に見せられる、教えられる、選ばれる事の意味と価値。本物の技術って何?使える技術とは?リフティングをドリブルに、試合に繋げられる考え方とは。言葉にすると難しい事かも知れませんが、大切な事でありそれが全てなんだと思える事。どうしてサッカーをやっているのか?どうやりたいのか?その為のトレーニングってどうやってするのか?が自分で決められる力が欲しい。『決断と判断』する力ですね!!今回学んだ大きなテーマ。

子供達の中でも感性が磨かれつつある2年生の中にはそういう事が何となく分かり始めているのが見受けられます。人を大事にする事。ホームステイ先には各自の気持ちを綴った手紙も書いてくれたようです。どのように書いていつ渡すのか?なんて事は指示もしていないし分かりませんが、『思いを伝える大切さ』は感じてくれたと思います。

坂口さんの指導を受けた後は、『そしたら今から何してもいいよ!何する?』って質問に、

『海行きたいです!!』の即答!!(笑)

『え?また???』と言いながらも『まだサッカーが海には勝てないですね〜・・・』なんて大人同士で話をしながら一緒に移動しました!

昨日よりも疲れている事、時間が短い事で慌てて怪我とか、水難事故だけ起きないように、起こさないように、という諸注意だけを与えてみんなはまた自分を開放!!今日だけ合流してきた一人の姫も水着もちゃっかり準備していました(笑) なので、何の心配もなく海へダイブ!!!(笑) グランドから海まで1キロ程度の距離ですが、帰りは『私も走って帰る〜〜〜』ってその元気さは一番!!最強でしたね♪

しっかりと最終日も海も堪能させていただき今回の遠征は終了しました。サッカーよりもそれ以外の時間のほうが長かったのですが一つだけハッキリ言いたいのは、

『この遠征は一生の財産になる』

という事です。どんなに強豪と呼ばれるチームと試合をしても得られない大切なものを自分達だから、自分達のタイミングで手に入れる事が出来ました。遊び中心だったからこそ、本音が見えて、そんな状態だからこそ本音の話が出来て、ここだからこそ得られるもの、学べるものがあり、それこそが『今の自分に足りない大切なもの』だった事が最後の子供達の表情で伝わってきました。多くの試合をただこなすより、勝敗に何もかもが消されたり、そういうのじゃなくて一人の人間の為に関わってくださる多くの人の愛を感じて、受け取って、味わって・・・この素晴らしさはきっと数年後や一人暮らしなんかをした時、また何かで悩んだり迷った時にきっと思い出すはず!愚痴ったり、人のせいにする考え方ではなく人って温かい、愛がある生き物なんだって事を実感出来たと思う。

こんな素晴らしい遠征に出来たのは坂口さんをはじめJFC..S鳥取さんに関わる全ての方々のおかげです。言葉じゃ足りない感謝の気持ちだらけなので、必ず行動でお返しする事を誓います!!これからも交流よろしくお願いします!!

素敵な時間をありがとうございました(礼)