底力!!赤穂さん主催交流大会!!

今日も早朝から昨日に引き続き、デルフィネス赤穂さんが主催の交流大会に参加させていただきました!

今日は夏休みの登校日の学校が多く、人数は半分になってしまいましたが試合を経験したい子供はたくさんいるし、こうした機会にまた何かを得られる子供もいるのは分かっているので今日という日をまた一緒に熱くがんばろうと思いました。

今日の対戦してくださったチームは昨日と同じくリベルタ明石さん、デルフィネス赤穂さん、エストレラ津田さんでした。今日のメンバーでどこまでやれるか?新たな可能性は出てくるのか?誰が踏ん張るのか?楽しみはいっぱいでした!それぞれのレベルでもがいて、苦しんで、自分なりの答えを出してまた前を向いてがんばっていくしかない。3年間なんて長いようであっという間ですから、限られた時間の中でしっかりと自分自身と向き合ってほしいと思います。

今日はまずB戦からのスタートで、昨日しっかりと各自のがんばりを見せてくれていた1年生も今日は試合の中で各自の持ち味を出してがんばってくれました!!

まだまだ自分の事しか考える余裕のないメンバーが多いですが、それでも自分の持っている武器を出せるというのは素晴らしい事です。3年生と一緒にやっても良さが出せるという事は大切な事だし、A戦を経験出来た1年生も出たのは良かったと思います。

2年生も3年生がほとんどいない中で自分達がやるしかない!という気持ちとプレーがしっかりと出せていました。特に3年生チームの中でもA戦として出れているメンバーは昨日以上にしっかりと責任感を持ってがんばってくれていたと思うし、その気持ちがプレーを通して伝わってきた事はとても良かったと思います。まだ体力的な部分には難があるし、うまく使えないというのが大きな要因になっていると思いますが、今は出来るだけの力を出し切れるメンタルの強さが大事だと思います。

ボールの局面は激しく、狙い目を持って奪い切る、という事は一人一人が高い感覚でやろうとしてくれていました。

暑さに負けず頭はしっかりと動いていたと思いますし、この二日間の大会ではインターセプトの数が多かったのが印象的だし、それだけ個々の狙いと仲間の為のコースを限定する動きが連動出来ている成果だと思います。それを目指してやってきていたみんなの成果は確実に出ていると思います。

攻撃面ではまだ『助けられる動き』という考え方をうまく理解出来ていない子もいます。細かく、ゆっくりと伝えていこうとは思いますが、全て『受ける』という動作でなくても良いのです。仲間の為にスペースを空けるのも大切だし、仲間の動きを見て違うタイミング、違う動きをする事も大事。そういうのが分かればうれしいし、一緒に攻撃に絡める選手が多く出てくるようにしたいですね!

今日は少ない人数で4ゲームをさせてもらったので連続出ている子もいたし、無理をしないといけない場面も多かった。

そういう時にでもチームの為に、と動ける選手はやっぱりA戦に出ている子に多い。体だけではなく、心も相当タフになっている事が分かったし、こういう強さが全員にあるチームにしたいですね!普段はナイター練習をやってきているみんなにとって、今年の夏の暑さは相当こたえるとは思いますが、そういう中での本音みたいなものが出せた事や高円宮杯での苦戦が良い経験になってきていると思います。全ての出来事がみんなを成長させる為にある事。みんなだからこそ与えられている色々な経験をどうか前向きに受け取ってほしいと願う。

勝つ事を目指すのは間違いではない。

だけど、勝つ事だけしか頭にない選手、チームには何の魅力もない。みんなが今得るべき事はサッカーでの事やサッカー以外の部分での事に繋げていける『本物』の経験。サッカーの中だけで活かすものではなく、サッカー以外の場でも活かせるもの。

簡単ではない。上辺だけでごまかし続けて仲間の信頼を裏切る子だっている。上辺はいつか剥がされる。相手に、仲間に、自分自身に。

だからこそ絶対的な『中身』を磨かないといけない。本物と呼べるものを身に付けなければいけない。その為のコーチとみんなとの関わり。みんな同士の関わり。親と子供の関わり。全てに共通する何かを磨かないといけない。

長いようで短い時間。このメンバーとやれる時間も永遠ではない。

だからこそ早く気付いてもらいたい。今しか出来ないという事の価値。

二日間の交流をしてくださったチームの方々、運営をしてくださったデルフィネス赤穂さん!本当にありがとうございました(礼)