自分で学ぶ、考える!八千代スクール♪

今日は夕方から八千代スクールがありました!!

昼間はマラソン大会が行われた中区メンバー達だったのですが、その疲れを全く見せない元気さがありました♪先週から体験をしてくれていた想昊くんも今回から正式に入会をしてくれました!!とても大人しい性格ではありますが、内に秘める思いが強い事も感じさせてくれています。声は出さないけど、姿勢では強く出せる!そういうタイプだと認識しているし、スクール前の時間にもお母さんとそういう話をさせていただきました。焦らずに見守れる環境があれば子供というのはスクスク育つものです。大人の思い通りにはならないのが子供。でも、大人の姿勢を大切にしているのが子供なのです。誤魔化せない大人の『本心』を分かるのが子供ですから、子供に関わる時の自分が余裕を持てているか?は常に問いかける必要があると思います。

余裕のある中でされる話はどういう話でも伝わります。ですが、目的のズレた話(大人目線・大人基準の話)は子供には入らない事、自分自身も子供の頃はそうだった事を思い出してほしいのです。経験を積んで色々気付いた大人と、まだ知らない子供との差はあって当たり前なので、その自分の経験を押し付けない事が本当に大事になってきます。

自分はスクールの中で、子供同士で解決だったり、子供同士で学びあえる環境にしたいと思っています。自分が主体ではなく、子供が主体。自分がどうしたいのか?どうなりたいのか?を持って活動出来るかどうか?です!

よくあるのが、『うまくなりたい・うまくさせてください』と漠然とした言葉で頭の中にそうしたうまくなる事のイメージがない子。そうなってしまうと全ての練習が『やらされた』ものとなり成果が残らないのです・・・。それをなくす為にも、『自分で取り組む』という感覚をいかに持たせられるか?がコーチとしての役目であり、大人の役目だと考えています。

だから今日も自分が中心となってメニューは与えるけど、正解とか答えは言わない、という状態を作りました。

中身は自分で作り上げる。そういう事が2年生の子供達でも出来るのです!自分で考え、自分で工夫し、自分で変化させていく。そういうのが『いつの間にか』出来る事を増やしているのです。実感があるかどうか?は分かりません。ですが、2年生のはるくんと利生くんはとてもボールの扱いが上手になっているのです。それは自分でやろうとしているからだし、コーチのおかげとかではなく自分自身のおかげなのです。

だから、子供が出来る事が増えるのは本人がやろうとしたからだしコーチの、大人の成果なんてないんです!それを大人が自分の手柄にしようと、自分の言う通りにさせようとするから全てがズレてしまうという事に大人がいつ気付くか?なんだと本当に思います。

子供に預ければ子供は本当に伸び伸びとやってくれます!だからこちらが色々押し付けるという方法は絶対にしないようにします!

今日もレベル9キャッチをやってからは、コーチが指定する事を色々やってもらいました!

『言われた事が即座に出来る』

ってすごい事です!時間が掛かっても構いません。言われた言葉をイメージし、行動し、表現をする。それが繋がるのが大事!簡単そうな事でも繰り返しやるのは難しい。そういうのを今日は経験してもらいました。得意な足なら出来るけど、逆足は出来ないとか。。。そういった『思っていても出来ない』事がサッカーにはたくさんあります。その一つ一つ埋めていく事が練習という場で大事な事です。与えられた事をこなすのではなく、自分のイメージしたものを形にしていく事。その経験の積み重ねが試合という場での成功へ繋がるのです。練習という時間の考え方や捉え方で人の成長は随分変わるものだと最近は中学生を見ていても本当に心から思う部分です。

最後の試し合いの時にも『失敗も自分からやるんだよ!』『失敗はしても大事なのはその後なんだよ』『人に任せていたら自分に残らないよ』という事を繰り返し声掛けしていきました。

自分が主役!主役とは『みんなを引っ張る事ではない』のです。主役とは『自分を主人公にする』事であり、自分で自分をコントロールする事なのです。だから大声出してリーダーになる子もいます。ですが、縁の下の力持ち、という風に支える天才もいます。誰もが嫌がる事を率先してやる天才もいるし、自分の成果や努力を絶対自慢しないコツコツする天才もいます。

みんな『何かの天才』なのです!!そして『色々な事の天才になれる可能性がある』のです。可能性とは自分の意思で動き出した人間にだけ増えるものです。タイプなんてバラバラでいいし、ペースも、やり方も、バラバラでいいのです♪それが個性なのですから!!

焦らず、自分のペースで!!

でも・・・・

自分で!やりましょう!!!