気付かせてくれたタイミング!西脇スクール♪

今日は今年度最後の西脇スクールでした!!

来週は祝日で再来週は春休みに入って中学生の活動もあるので、西脇スクールは今回が最後となりました。毎回子供達に出会うのが楽しみな最近の自分。

預けてくださる保護者の方々にとっては『もっと個別にこうして、とか教えてほしい』と思ったりもされるかも知れません。スクールの雰囲気はものすごくゆったりとしています。急がせない、慌てさせない、をテーマにやっている事もあるからです。そして、一番肝にしている事は『スイッチのきっかけ』がある事です。

やってみたい、と思った時には『自主的な行動』が出てきます。心配な保護者の方が観ると『どうしてあんなにほったらかしなの?』と思われるかも知れないのですが、これまで色々やってきた答えが今こういう形になっているのです。

こちらからのタイミングで声を掛ける事をずっとやってきていました。一見、そのほうが指導をしているだけなのです〜って見えるかも知れません。

だけど、『言わないと出来ない』子は『自分のものにならないタイミング』だと分かってきました。つまり、何かをさせたいと思うこちらのタイミングで言っても当人がやりたいと思わないと例え出来たとしても本人のものにはならないという事。見栄えをいくら整えても子供の為にはならないのです。

子供自身がやりたいと思ったら質問してきたり、『見て〜』ってアピールしてくるのです。それがよく分かった一年でした。1年生の楓真くんが一番分かりやすいのですが、こちらが提示するメニューなどほとんどやりません(笑) ですが、自分で考えて何かをしようとしています。それさえ理解出来ている時には『みんなと同じ事をやりなさい!』は決して言いません。本人がやりたい事が大事で、それが出来た時には必ず報告に来てくれるし、その喜びを受け止める事で次の課題へ自分で進んでくれるのです。

楓真くんだけじゃなく、一人一人正直『気性が激しい』です(笑) これも西脇スクールの大きな特徴です!機嫌が良い日、良くない日、があります。

その一人一人がバラバラだけど、ボールと向き合う中で気持ちが色々やってみたいと思うとか、うまくやりたいと思う時があって、そういう時は周りに聞いたり、コーチに聞いたりするようになりました。以前は、やらないと思ったらこちらからついつい注意をしてしまっていたんですけどね・・・。親心と言いますか、その場を改善したい気持ちが将来を忘れて先走っていたんです。そこに気付かせてくれたのが子供達!

自分が未熟で、幼い感情をぶつけていたコーチからちょっとずつ大人になれたような感覚です。

待てる、笑える、聞ける、という能力が付いたという実感があります♪

今日も中学生は大河くんが参加をしてくれました!!

いつも来てくれていた波琉くんは今日が誕生日♪という事で家庭で誕生日パーティーをやるという事で休みでした!!そういう時間も大切に出来る気持ちは大事ですね!!大河くんもみんなと一緒にプレーをしながら、いつも自分が練習している時、試合をしている時にはあれこれ悩んでいるけど、それを解消する為のヒントをたくさんもらえていると思います。力を抜く、相手を抜く、仲間を活かすなど。この年代とやるからこそ分かった事も多いと思います!

そんな中学生が混ざってくれる事で多くの影響を受けながら小学生達も随分出来る事は増えてきました!お互いに刺激を与え合える関係性も良くなった事はどちらも成長した部分だと思います。

最後だからと特別な事はしていません。

いつも通りにやっていきました!自然体に、緩やかに、笑顔で!!

スクールがやるべき事、向かうべき方向性が随分と整理されてきました。何を与えてあげるべきか?どういう事をやるべきか?がまとまってきました。どれが正解、なんて誰にも分かりません。うまくなるって事の価値観も人によって違うと思います。

だからこそこのスクールでは『自分の出来る事が増えた』という達成感を自分自身で得られるようにしたいし、これからのテーマにもなるだろうからずっとそういう気持ちを忘れずに子供達と一緒にがんばっていきたいと思います!

西脇スクールに参加してくれたみんな!一年間ありがとうございました(礼)