頭の中に自分を描こう!八千代スクール♪

今日は夕方から八千代スクール♪

スッキリしない天気だったし、室内はものすごく蒸し暑い状態でしたが子供達は今日も元気に集まってくれました!

スクール前には試合を行っているのですが、今日は奇数だったのもあって自分も久しぶりに一緒に入ってやってみました。中で感じるみんなの思考、みんなの狙い、そういったものを肌で感じてみようと思ったのです。

中でやってみるとやっぱり面白い発見もあった。子供達の勢い優先、感覚だけ、スピードだけ、みたいなサッカー観をものすごく感じた。良い、悪いの評価ではなく『こうだからこういう考えも持たせたい!』と思う気持ちになっている。。。

自分には良い師匠たる仲間がたくさんいます。昼間にも鳥取の坂口さんと話す時間があり、自分の頭の中にある悩み、モヤモヤみたいなものを吐き出して聞いてもらえたし、必要な言葉をいつも端的に伝えてくださる坂口さんのおかげでまた頭の中がスッキリしました。

自分だけがスッキリしてもいけないし、いつもさせてもらうばかりではいけないからこの恩返しと言うか、お返しはいつかどういう形になるか分からないけど返していきたいと思うし、絶対に忘れないようにする!

そういう頭の中を一旦整理してからスクールに参加をしたので子供達にも言葉掛けを整理しながら話していけた。もちろんだからって正解とか、正しい、って事ではないだろうけどまずは自分自身が整理出来て話せる事が子供にとって一番伝わるものだと思う。

スクールはいつものようにスタートしていくのですが、途中途中で話も入れながら行うようにしています。

どうしてスクールをやるのか?サッカーをやるのか?練習をやるのか?がんばるのか?楽しむって何?分かるってどういう事?それらを少しずつ解決していきたいと思う。

自由な時間に各自の本音が出るのは分かるし、今日は八千代メンバーがコーンを置いてトレーニングしている時間があって、『それはどうしてやっているの?』と聞くと、『普段やっているから・・・』と返答。『だから、どういう意味でやっているの?』と聞くとやっぱり答えが出てこない。やれ!と言われているからやっている。与えられている事をこなす。練習の中には本人の頭と心が動いていない時間は無意味に近いと思っている。仮に上手っぽくやっているとしても、それは結局『与えた側の満足』になるだけ。主役は誰だ???

だからこそスクールでは『各自の思い』を大事にしている。

やりたくないならやらなくても良い。だけど、やろうと決めた事はやり続けてほしい!それも意味を持ちながら、ね!こういう風にやれる選手になりたい!こういう事が出来る自分になりたい!という目的を持って!!

今日の大きな発見は5年生のメンバーの体が随分賢くなっているという印象を受けた事♪こうやりたい!こういう感じ、という言葉を自分の体で体現出来るようになってきている。不器用なメンバーが多かった印象だけど、自分で考えてやろうとする事や人からヒントをもらう機会が増えた事により、自分の中に落とし込めるようになってきている。こういう動作をするとこうなる・・・が分かってきているのは大きい。これはみんなが実感してほしい体験。体が理解し、頭が理解をする。これが『うまくなる』という事だね♪

頭が真っ白で、誰かがやっているから・・・だけで『横へならえ』をしてしまう子、選手。

どこにもいますが、やっぱり成長しない一番の要因はそこ。

自分の意思で『合わせられる』じゃなく『合わせるしか出来ない』状態。誰かがやらないと出来ない、しない、という形。それがゆっくりゆっくりこの空間で獲得しつつあります。個人のペースがあるから、同じようには出来ないし、やろうとは思ってくれない。6年生には伝わるが、3年生には伝わらない。逆に理解をしようとする4年生には伝わるのに、どうでも良いと思う5年生には伝わらない(笑) 要は語り手と受け手の関係性の話。

聞きたいと思えば聞くだろうし、聞かないといけないって思えば聞くだろう。
それをやらないって事は今の自分には必要がないと思っているか、何も考えていないか、だ(笑) 一応こちらとしてはどっちなの?という事は探るし聞いてみる。考えていないなら考えてもらうし、考えた上でやらないならば押し付けはしない。

何をするのも同じだが、『今、自分自身がどうなっているか?』を自分で分かるようになると成果は一気に出てくると思う。そんなきっかけを与えられるようにがんばります!