今日は西脇スクール!!

子供達にとって一つの分岐点になった日かも知れません。色々な意味で・・・。

子供達自身が気付かない『その子が出している空気』で伝わるものがあります。後ろめたいとか、嘘をついているとか。何かを抱えながら子供なりに毎日生活しているのだろうけど、積み重ねたものが全て習慣となって表れるのです。

知らないフリをする事も出来るけど、誰かが言わないといけない事もある。それがその子にとって必要な事であるならば尚更。。。

今日は大切な話を数回、色々な子にする時間を作る事になりました。

狙ってやろうと決めていたのではありません。

ですが、現場で、その時の空気の中で淀む瞬間があるし、原因がある。

些細な事だと思っている子供。それすらが習慣になっている証。

いつもは言われないから過ごせてきた『ツケ』みたいなもの。

目的のない行動は無意味に近いと思っています。結果がどうだったとか、そんなのどうでも良い。それ以前に『何がしたかったのか?』のほうが大事。

それが整理されていない人間(大人も子供も)は感情だけで行動を起こし、起きた事で喜ぶ、悲しむ、怒る、などの行動をとる。

成長するって何だ?うまくなるって何だ?

まだ分かっていない。楽しむ事は大事だが、楽しむ為には『がんばる・苦しむ・乗り越える』などの経験をしないといけない。ず〜〜〜っと楽しいはありえない。

毎日夏休みになればいつか飽きる。嫌な事だったり、嫌な授業だったりを経験する事で楽しいと思える感情が本物となる。苦労を知らない人間が『自分が楽しいかどうか?』の基準で行動するからワガママ、身勝手が生まれる。

今日はそういう話をした。まだまだ幼い。子供だから・・・という言い方では済まされないレベルの低い考え方。

今日の話を『厳しい』と思うならばもう成長はないだろう・・・。

そういう子はウサギとカメの童話で言う所の『ウサギ』の発想だからだ。

自分が出来るかどうか?どう思われているか?ばかりが気になる人間。観る目が外側に向けられている人間。そういう人間は、注意をされると『ウザい・うるさい』って言葉で相手のせいにして終わる。

カメは観る目が常に自分自身!今どこにいるのか?どこを目指すのか?だけに集中しているからウサギの位置なんて関係ないし、興味もない。当然考え方も人のせいではなく、全部自分のせいだと受け止められる。

ウサギになるかカメになるか?は本人次第。

中学生の波琉くんが参加をしてくれた上に、スクールの小学生達にまで修学旅行の土産を買ってくれていた事!

素敵な心配りだと感心します♪

そういう他人を想う気持ちがある人間は強いし、強くなる。自分の事しか考えられないうちは成長出来ないという事を気付ける子が出てくれれば幸いだ。

やらせるとか、そうさせるつもりは毛頭ない。

ただ、『うまくなりたいです!』を自分に対して嘘をついている人間にはならないでほしいというだけの話。

人は言葉で信頼するのではなく、行動で信頼するんだ。

サッカーに対する気持ち、一度見直してみてはどうだろうか???そう思う一日でした。