今日は加美スクールでした!

日中は梅雨の中休みと言われる晴れ間が広がり、とても湿度が高い中だったので体力を消耗するような暑さでしたね。

それでも夕方にはスクールに元気に集まってくれたメンバー達!今日も一緒に積み重ねをしていきました!

コーチはこのスクールで『各自が主役』の場を作りたい、ずっとそう思ってやっています。チーム活動じゃないし、チームの為に!なんて事は一切ない場ですからひたすら自分の事を考えてほしい。ですが、現実の難しい所は『普段の習慣』が強い事。

横へならえ。
みんなと同じ。
大人の都合。

これに当てはめられるケースが非常に多いから『自主性』がほとんど存在しない。だから自由だと言われても何をしたら良いか分からない・・・って子がとにかく多い。

これはスポーツに限らず勉強でも同じだと思う。なかなか自分の頭で考え、自分の心で決める事が出来ない。気が付いたら『誰かと一緒・誰かと同じ』になっている。

同じ=安心という価値観になっている。

違いを出すと何だか恥ずかしい、という気持ちになるのだろうか?

もちろん『わざと違う事をやりなさい!』という事ではないのですが、自分がやりたい事とかなりたい形がみんな同じはずないでしょう???なのに、同じ事をやる行動に違和感を覚える。

染み付いているんだねぇ〜。。。

今日は3,4年生とボールコントロールの練習をしている時にも『癖が染み付いているからなかなか変われない』という話をしました。うまく出来ない子は癖にしがみついている(本人はそんなつもりもないだろうけど)事が多く、ちょっとした事を変える事に抵抗がある。それはどうしてか???やっぱり『人と同じ』を周りがやっぱり求めるからだろう。。。

何をしても良いからこそよく見える事がある。

毎週、毎回ちょっとずつ注意だったりアドバイスを入れていくけど、全体にではない。前向きな子は動作にそれが表れるから成果も残る。でも、自分で考える、生み出すのが苦手だったり、面倒だから誰かの真似をするとか、誰かについていくという方法をすぐに取る子はほとんど。自分一人でテーマを持って何かに取り組んでいるのは加美スクールには6年生の瑠くんしかいない。何となく自分を変えたいと思っているのは4年生の3人(仁くん、陽斗くん、将雅くん)かな!

その瑠くんはやはり自分へのこだわりがあるから毎週のゲームでも変化が見える。どんどんうまく、柔らかくなっているのが分かるし、流れに多く入れる。自分で決めるという事が出来るからだ。でも、その能力(考えようとする力)が足りないと①ずっと同じ事(出来るようになっても)②誰かと一緒じゃないと出来ない③楽な事しかしないという3点をやっている。これに当てはまるのが今日の瑠くん、4年生以外の子。

主役となって何かをやろうとしないから一旦成長しても止まってしまう事となる。

毎回主役でやれる子はずっと成長を続ける。どっちのほうが良いだろうね?楽を選んでずっと『面白かった〜』だけで終わっていく事が成長する自分に繋がるだろうかね?

何度も言うけど『面白い』は大事!それはずっと持っていないといけない。でも、『楽しい』とは違うし、楽しいには反対の経験をしている背景があるんだ。うまくいかない、反対の経験をしないでずっと面白いだけで終わっていると人は成長をしなくなる。

人間が歳を重ねるのはずっと成長出来るから、という意味なんだと最近つくづく思う。いくつになっても成長は出来るんだ!みんなはまず自分を主役にする事に意味を持ってもらいたい!誰の為にやるのか?何の為にやるのか?こだわってほしい!!