今日の八千代スクール!!

新年最初の八千代スクールだったのですが、怪我や体調不良の連絡もあったりして人数が少なかったので、ひたすらゲーム中心でやりました。

3年生対6年生という構図になったのですが、人数的に有利な3年生達にゲームをしながら声を掛けたりしていくとどんどん変化していくのが分かってとても有意義な良い時間を過ごせる事が出来ました。

序盤!3年生達はきっと日頃からそうされているのでしょう・・・・。。。。優劣と言うか、自分が悪くないと思いたい気持ちから仲間のせいばかりの発言。耳障りな言葉がとても多かったのですが、そこは大人として考え方を変えました。注意をした所で、変わるのは『言葉遣い』だけであり、本質の改善にはなりません。そこで、注意ではなく徹底的に相手をする、という事をやりました。一緒のチームの6年生にも一切の手抜きをしないように促し、人のせいにばかりする3年生の心を折るつもりの勢いでやりました。

その他人のせいにする環境はどうしても子供の中に多いと思う・・・。

学校でのトラブルなども多いけれど、結局は『自分は悪くない・自分だけじゃない』という考え方が根っこである事も多い。だから、この年代だからこそ自分の責任を考える事を教えていきたいと思うけれど、ただし!!言葉でなかなか伝わらない年代である事もよく分かっています。だから言葉ではなく、行動や経験の中で気付かせる事が本当に大切。

3年生と対峙しながら『もっと困らせる事を考えて!選択肢を見せて!!』とか言いながらマークすると、どんどんとプレーが変化してきました。序盤などはチャンスどころか一方的にやられるばかりだったけど、後半になってくると自分達で考えて、仲間を使って、その仲間に『ナイス!!サンキュー!!』という言葉に変わっていった。自分達では気付いてないかも知れないけど、この変化は明らかだったし、その変化によってプレーも積極的に、前向きになっていきました!!最後のほうは良い試合だったし、3年生の狙いで崩して得点する場面まで出てきました。

子供達というのはどうやって変化、気付き、成長するか?は大人のタイミングでは分からないものです。でも、確実に言えるのは各々にその大切なスイッチがあるという事。最終的にスイッチをオンにするのは自分自身なのですが、スイッチのある場所を気付かせるのは大人なんだと思います。

何も分からない、スイッチがあるかないかも分からない子供に『お前が考えなさい』といくら言っても無意味に終わる事がたくさんある。その上に『責任は自分で取りなさい』なんて言われたらもうチャレンジをする気もなくなる(チャレンジなんかしないほうが良いとさえ思う)のは当然です。

だから、自分の周りでも人のせいにしている子供がいると、その子は同じように大人に優劣で評価されている環境があるんだと推測されます。そういう環境を少しでも変えていけるように自分に出来る事を地道にやっていきたいと思います。本気で変えた3年生のおかげもあって対戦していた6年生も次々にアイデアを出したり、柔らかいプレーで柔軟に対応したりと非常に良い部分を出してくれました!!うまくなっていく、ってそういう事なんだと思います。これからも、自分のスイッチを押せるように一緒にがんばろう!!