うまくなっていく為の予備動作!加美スクール♪

今日は夕方は加美スクール!!

インフルエンザや風邪はまだ流行っているクラスもあるようですが、スクール生は全員参加してくれていました♪みんなの元気いっぱいな姿がまた自分の元気にもなるし、一番の薬と言うか元気の源ですね!!

さて、今日はスクール前に5年生の蒼一くんにアクシデント!!まさかの片足しか体育館シューズがないという事に気付き・・・・いっぱい悩んでいましたがソっとしときました。最初は『どうしたらいいですか?』と聞いてきましたが、『自分が思う一番良い形を探してごらん?』とだけ言いました。結構長い時間葛藤していました。選択肢としては①片足だけ外靴(もちろん綺麗に洗ってから)②両足外靴③家の方に連絡して持って来てもらうでした。

色々悩んだ結果②を選んだようでした!自分で決める事、困っても自分の責任なんだと思える事、そこから人は成長していくと思います。

子供に関わってもらっていると、こうした『こちらが用意出来ない形』が起きます。それが楽しいと思えるようになっている最近は、何があっても気持ちが乱れたりしなくなりました。

子供自身が『自分と向き合う時間』をこちらで用意してあげられる事がいかに大切か?を痛感しているし、大人の都合、大人の設定にはめる事がないようにしていきたいと思います。子供本来の力、『自然治癒力』を信じてやっていこうと思います。失敗を起こしても自分の力で修正していけるように・・・そんな子供に育ってほしいと思います。

だからこそこちらがうかつに助けない事を大人にとってのチャレンジだったり、成長する為の我慢と言い聞かせてやっていきます!

スクールは今日もレベル6キャッチ〜リフティング〜ドリブルという流れでした!

どのメニューにも共通して『力を緩める事(自在に)』を目標にしています。言葉が下手で、なかなか子供に伝わる言葉を発せていない所もあると思うのですが、子供達はその下手なりのコーチの言葉を表現しようとしてくれます!ただ、その表現を『コーチの思う通りに』ではなく、『自分の思う通りに』してほしいという事は強く求めています。

自分で決める、自分だから決められる、という事を自信持ってやってほしいと思います!5年生の3人が自由にサッカーをやれるようになっている事をみんなは気付いているでしょうか?4月、5月頃はコーチが6年生チームに入れば十分に勝てていたのに、最近は負けまくり・・・。コーチが下手になった?手を抜いている?とんでもない!!コーチはピッチの中では『鬼』になりますから(笑) 手抜きしなくてもやられるのは5年生の大きな進化があるからです!

変化の大きな要因は、『素直に聞ける事』と『チャレンジ出来る事』と『教えられる事』だと思います。

ここは5年生の3人共に成長している部分!だから、この3人が絡んだ攻撃は6年生も手を焼くしやられてしまうのですね!とても良い変化が起きているし、その姿を観て3,4年生の数名も大きな影響を受けつつあります!お互いが、子供同士が、刺激を与えられるのが一番理想だし、その空気が出来てきているのが加美スクールの良さですね!

ここだから出来る事、が明確に見えてきています♪

最後はイメージを膨らませてシュートまで繋げてもらいました!

思ったシュートは決められたかな?やっぱり得点を決める喜びは感じながらやってほしいと思います。みんなの良い空気と笑顔はコーチからしても『楽しいね』という気持ちになります。やっている側、観ている側の両方がそういう空気になると本当に子供って自分の力で育っていけると思います。

与えるという感覚を減らし、引き出すという事がどれだけ出来るか?今後もこだわりながら子供達と一緒に挑戦していきたいと思います!!