今日は朝から北播磨のリーグ戦がありました!!!

2019年の最初の公式戦。その開幕戦を10人で迎える事になりました(笑)

体調不良に関してはどうしようもないし、意識をしていてもなかなか難しいものではあります。ただ、全ての出来事が一人一人にとって大切な出来事だし、必然的なものである事には違いがありません。だからこういう状況をどのように受け止めるか?前向きに捉えられるか?チャンスと取れるか?そういう考え方一つ一つを試させる時だと思います。

早朝から会場となる善防中さんには準備からお世話になりました。また10人だったので副審も出していただく事になり迷惑も掛ける事となりましたが、快く引き受けてくださった事に感謝をしたいと思います。

この状況の中で、一人一人が何が出来るか?を精一杯考える事が求められたのですがアップの段階からみんなで意見を出し合ったり、雰囲気を大事にしながらやれていたと思います。

普段通り、いつも通り、というのは言葉では簡単ですがなかなか子供にそこを求めるのは難しい事です。だからせめてベンチからの声掛けや言葉を考えて各自が持っている『普段通り』を引き出せるように考えました。コーチという立場で子供にしてあげられる事と言うのはプレーのアドバイスよりも、内面的な部分のサポートが一番重要だと感じています。一人一人に合った言葉をどのように選べるか?が日頃からの関わりから見つけるべき重要な課題だと考えているし、平常心でやれたとすれば良い成果だったかな?と思います!

試合のほうは、いつもとは違うポジションをやらざるをえない状態の子が多かったのですが、それでもよく考えてやれていたと思います。自分の特徴、自分の持ち味をきちんと理解して出してくれていた事もあって人数が少ないからという言い訳をする事もなく、前から、前向きな姿勢でやれたのはとても良かったと思います。

各自の良さを出して、それでも通用しない、うまくいかなかった場合は仕方がないと割り切れるけれど、出しもしないで後悔をした、とか一番面白くない。それだけは避けたい気持ちがあったし、みんなが今持っている力を出せるかどうか?の挑戦を毎回やるべきだと思っています。子供にとっての日々は『どうやって成長出来るか?』の戦いだと思っているので・・・。結果やコーチの為に、じゃなく。

自分が子供を観ているのは、『表情・空気・繋がり』です。それしか見ていません(笑)

だから、誰がシュートした?決めた?アシスト?ほとんど覚えていないのが現状。

それよりも、そこに行けるまでの過程だったり、貢献度だったり、その達成感とか、充実感を持ってくれているか?シュートを決めた子がどこまでの選手に感謝出来るか?チャンスは誰から始まったのか?そういう部分を観ています。選手も自分のプレーがチームにどう関われたのか?貢献出来たのか?誰を助けられたのか?そういう部分を意図的に感じてほしいと思う。局面のプレーがうまくいった、いかなかった、の判断ではなく『何をしようとしていたのか?』『何の為にそうしようとしたのか?』が伝わる事が大事だと思う。仲間として、お互いを信頼するかどうか?が『成功率』で決まってくるとチャンレジがなくなる。だから、そうではなく『何に挑戦したのか?』を分かってあげられて、お互いのチャレンジを認め合えるといいですね!

試合という場の中で、緊張感とかプレッシャーの中で大きな成長をする選手もいます。

自分の殻を破る事。挑戦を楽しむ事。繋がりを楽しめる事。

こういう所を試合中に感じられる選手は良い表情をします。何かに追われている表情の子は何も楽しめません。この楽しむ為にもそれなりの覚悟が必要なんだと教えてくれる選手がたくさんいます。楽しめる子にはそれだけの覚悟があるという事を自分はもっと理解しなければいけないと思いました。今日の発見はそこだと思います!

みんなも各自なりの発見がありましたか?試合という場だからこそ何かを得られたならうれしいですね!結果ではなく、今日という日の学びを常に第一に考えて大切にしていきましょう!!!

対戦してくださった善防中さん、ありがとうございました(礼)