基準を上げられるきっかけ!愛知遠征!!

昨夜から日帰りなのですが、ファルコとしては初となる『車中泊』をして遠征をしました!!

どうしてこの方法をしてみたか?なのですが、近年子供達の環境はとにかく恵まれてしまっていて、普通のような状況を不便と感じるような時代です。例えば、大会=芝生のグランドみたいな感覚があり、土でやる事が不便というような感じになってしまいます・・・。そういうありがたみを分かってほしいという意味合いや、せっかくの遠征をなるべく長く有効に時間を使う為にも、渋滞などを避けたい狙いもありました。

今回初めて愛知県に上陸したのですが、繋がりは今回相手をしてくださった碧フットボールクラブの杉浦さんでした!杉浦さんとは昨年O-40の全国大会でも兵庫が完敗した愛知県で選手として活躍されていた事もあり、交流を持てる事となりました。

今回はその碧フットボールクラブさんと同じ愛知県のソルチさんに会場を提供していただいた事もあって、3チームで試合を回させてもらいました!!

どちらのチームも足元がとてもしっかりとしていて、とにかく選手の頭も、心も、体も、全てが柔らかい印象でした!それに対してこちらは『必死』で対抗するから疲労度も全然違うし、自滅してバテているような内容でした。

曖昧な考え方であっても、そのプレーが成功の形に繋がればOKとしてしまうみんなの基準はまだまだ戦えるレベルにはないと痛感させられました。

うちだけの良さがある事ももちろん分かっているけれど、それに頼ってそれ以上は何もしない、では成長しないし上には行けない。

常に進化していく事を考えないといけないし、その事を教えてくれる意味でも今日の2チームのドリブル、テクニック、柔らかさ、反応、瞬時の判断などはかなり参考になった。ドリブル、という言葉の括りでは同じであっても、強いチーム、良いチームというのは、その中でさらに具体的な噛み砕きをしてこだわりを持っている。やらないといけない事に対しては味方同士でも容赦なく言い合えるし、みんなが納得いく形になっているのがよく分かった。

うちはどうだった?

不便に負けて、考える事を止めて、がんばる事も止めて、暗い雰囲気でやってしまう最低のスタート・・・。

『もう感謝の気持ち忘れてるやんか!!!』という言葉を強く言いましたが、みんなは常にその事を忘れてはいけないのです。何もしなくても、自分が自分のスパイクさえ履けば試合が出来る環境全てを整えてもらっている事さえが『当たり前』だと思っている事がみんなに最後の一歩、踏ん張りをさせない要因になっているのだと感じる。

今回は相手を通してそれがよく見えたと思う。

奪いたいのに奪えないとか、いつもなら抜けるドリブルが全然抜けないとか。

圧倒的に技術では負けていたし、それを自覚出来ただろうか?能力で勝ってるからいい、とかじゃなくて技術は絶対に必要なものであり、それが負けたのだから自分達の努力が足りない事を感じてほしい。

せっかく対峙して、肌で感じさせてもらえたのだからそれを生かさない手はない。『うまかった』の一言で済ませるのではなく、『何が?どのように?』まで観察して分析出来る力を持ちましょう!そうすれば全ての交流から何かを学べるはずです!

さすがに一人現場は疲れましたが、それ以上に良い学びを得られた達成感のほうが多いので本当に来て良かったです♪また成長してからリベンジを果たしに来ましょう!!ソルチさん、杉浦さん、色々お世話になりありがとうございました!!また交流よろしくお願いいたします(礼)