今日はナイターでのファルコの練習とエリート塾との合同練習会!!

室内での活動となりましたが、みんなで頭と心を整理してやっていく事を目的にがんばりました!

人間は『何かを見ている時に何かが見えていない』ものです。だから、自分がポイントとして見ている時に当然見えていない何かがあるという事です。その見るべきポイントについて良いアドバイスをいただいた事で、確かに子供に変化が生まれている事が分かってきました。

分かっている子が、分かっていない子に教える。

この時も教える側は当然主役となり、先生となりますが、もっと肝心なのは教わる側です。教わる側も主役にならないといけないのです。途中にその説明もしましたが、『自分だけの分からない部分を聞かないと全体では伝わらない』事を言いました。

自分の頭で、心で、気付いた事をどうやって引き出せるか?良いトレーニングは自身の疑問に、自身で答えているような状況を作り出す事だと思います。

ファルコの中学生には昨日も伝えた事を確認しながらやっていきました。

その中で、変化している子もいるのが分かるし、明らかにその違いは出てきました。今中代表にも第三者の目を借りて『変化分かります?』と聞くと違いが分かってくださったし、それが分かってもらえる事はとても良かったと思います。

『探る』

というキーワードをもらって、それをどのように表現していくか?考えながらやっています!

その探った上での『アイデア』が乗っかるかどうか?なんですよね!

自分がず〜〜〜っと現場で違和感を感じていたのはここなんです。

近年は時代なんですが、『動画』を観る事が出来るし、どんどんと派手なプレー、目立つプレーも間近で見れます。それをいきなりやりたがる子供がいるのも分かります。でもね、どんな状況で使っているか?の前後の状況が大事なのに、何でもいいから目立つプレーをやる、という事が多い。そういうのを『違い』と言い、目立つ事が目的になる。

違いを出すというのは、セオリーも出来る選手がアイデアを出す時なんです。ここを明確に分けたいと思う。

動き、認識・・・・からのプレーですね!

トレーニングもそういうイメージを持ちながらやっていき、最後に確認のゲームを入れると徐々に変化が見えてきました。短い時間の中で、変化が見える子が増えてきました。選択肢ってボール保持者だけの話ではない事。受け手にもそれがある状態なのか?守備はボールを追いかけない事。

子供が変化してきた・・・・よりも、確実に『自分の観る部分が変化してきた』だけの事。

局面、点、シーンに追われてきた日々からの開放。ちょっとずつサッカーが出来るようになってきました!!コーチ始めて19年・・・・ようやく半歩進んだ・・・かな。。。