素直なままに・・・キッズランドやちよ

今日は朝から北播磨のキッズ委員会の一員としてのキッズ活動を行いました!

一番近いキッズランドやちよさんでの活動!

訪問キッズという事で、昨年から日本サッカー協会が推進しているキッズ活動。トヨタ自動車とコラボして行っているこの活動はキッズ年代の子供達に身体を動かす楽しさを知ってほしいという事で行っている運動の普及活動でもあります。自分も北播磨のキッズリーダーとして活動している事もあり、多可・西脇地区のこども園などからの依頼があれば2回までは無料で訪問し(3回目以降は有料となります)、ボール遊び、サッカーを体験してもらうという企画をやっています。お近くの園でも知り合いの方などで要望があれば行きますので気軽にご連絡ください♪

今日は八千代の『子供大好きお兄さん』でもある藤田先生(今は多可町の行政で仕事されています)にも来てもらって一緒にやってもらいました!

藤田先生(現在は先生ではないのですが、こう呼ばせてもらっています)はこのキッズ年代の子供が大好きで、今も月に2回キッズ活動を行っている熱心な人ですので、今後はキッズ委員会にも入ってもらって一緒に楽しくやっていこうと思っています。

今日はそんな藤田先生と一緒に初対面の4歳児(年中さん)の32人の元気いっぱいの子供達とサッカーさせてもらいました♪

短い時間ではありましたが一人も休みがいなかったし、とても楽しく過ごせました。

自分も今は随分と現場で心の余裕があるので、子供達がうまくいかない、うまくいっていない状況も素直に楽しめます。ですが、先生という肩書きを持ってしまうと『きちんとさせないと・・・』という感情がどうしても強く働いてしまうようで(ある意味職業病ですね)、自分がやりたい『ありのままの空気』にはさせてもらえませんでしたが、呼ばれている立場でもあるので、園側の要望にも応えないといけない部分もあり、自分の欲はなるべく封印しました。

今の自分はどんな場でも楽しめるようになっているし、今日の時間も子供達一人一人の考え方や思い、狙い、そういったものを観察しているとすごく新鮮で楽しかったです!

この年代の子供達にはこの年代にしかない『育ち方』があると思います。

上に上がるほど出来る事が増えるし、当然この年代は出来ない事のほうが多い・・・。にも関わらず『出来るように』させるのが目的になっていないだろうか???本当に大人が『子供目線』になっているだろうか???今日も大きな事を考えさせられました。

何かを経験させる・・・今回のようにサッカーなら、サッカー!!で良いのですが、当然人それぞれ好みはあるし、外が嫌、運動が嫌、スポーツが嫌、サッカーが嫌、ボールが嫌、みたいな誰にだってある好みを無理に好きにさせる必要はないと思います。好きだからやる、が大前提であり我々の役目としては『好きじゃないけど、ちょっとやってみてもいいかな』と思えるぐらいにさせれば上等だと思うのです。それを『やりなさい』になり、『やるからにはきちんとしなさい』の色が濃くなっていくとこちらとしては息苦しくなります・・・。子供がきちんと一人一人見てもらえる社会を大人が考えないといけないと思います。

泣いたり笑ったり、怒ったり喧嘩したり・・・・色々あって良いと思う。

と言うか、あって当たり前だと思うのですがその度に『何が正しい』を決めたがる大人が多いと思います。そんな必要はないと思います。全てが正しい事だし、うまくいく事、いかない事がいっぱいある年代だからこそ『そこから何に気付いたのか?』が大事。良い、悪いの価値観を決めるのではなく経験させて、自分で決めさせてあげる事。きちんと分かっているのに、『きちんとしなさい!!』を押し付ける環境を何とかしたいと心から思いました。

久しぶりのキッズ活動で、純粋な子供と関われてやっぱり楽しいと思えた。学ぶべき事はたくさんあったし、今後も子供と向き合っていく自分のプラスにしていこうと思います!

呼んでくださったキッズランドやちよの先生方、ありがとうございました(礼)

4歳児のみんな!また一緒に遊びましょう♪