今日は雨により、グランドが使えなかったのでファルコとエリート塾の合同練習会はミーティングをやりました!

座学は初めてになりますが、やはりみんなボールを蹴りたいだろうし、面白いものではないでしょう・・・が、サッカーをやる!と決めた以上は知っておかないといけないものがあるという話。

前に1年生には少し話をした【サッカーの原理原則】をより深く、と言いますかより根っこの部分からの話をする事しました。幸い小学生も多く参加をしてくれているし、チームもバラバラなので、【サッカーの何を教わっているのか?】を理解する事も出来ました。

子供達にとってのサッカーの入口はほとんどが【少年団(少年サッカー)】です。

そこで教わる最初になるのですが、【そんなの当然でしょ?】みたいに分かった(フリ)した大人に言われるがままになって、本当の所分かっていない、知らない事がたくさんあるという事です。今日の少しの時間だけでもそれがよく見えたし、試合中に動きを止める、動かない、大人がよく言う【サボっている(ように見える)】のは何故なのか???

それは、【サッカーというスポーツを理解していないから】です。体力がないから動かないのではなく、何も考えていないという訳でもなく、【どのようにしたら良いのか分からない】が本音。その解決法を教えるべき人間が【そんなの当然だから】みたいにしてきちんと伝えていないツケは必ず出てきます・・・。

本来は、【相手よりもより多くのゴール(得点)を決めたほうが勝つスポーツ】である、サッカーなのに、ドリブルだの、パスだの、リフティングだの、トラップだの・・・【手法】が最初になっているから子供達は試合形式になると分からなくなる・・・。ドリブルの練習、リフティングの練習と切り取ってやればそれなりに出来るけど、試合形式になると全然出来なくなってしまう・・・。これが現状の多くの課題。

だから、この課題を目の前にしているコーチがいらっしゃるのであれば、是非とも初心に戻りサッカーとはどういうスポーツなのか?から思い出せば良いと思います。得点をより多く奪う為に、色々な攻撃があって、それを阻止しようとする守備がある。その表裏一体の形もサッカーの代名詞とも言える。戦術とか、言葉優先になってしまい、中身が全くないものがいくら増えてもやっぱり意味がない。高度な戦術をさせている、というよりも、【そんなやり方を知っている自分】をアピールしているコーチのほうが多いような気がします・・・。言葉優先になっていた時の自分も、掘り下げればその思考に支配されている時だったと認識しています。。。

今日は、サッカーの入口を伝えましたが、これから色々な人、仲間、コーチに出会っていく中で、またサッカーを見失ったら思い出してほしいと思います!どこで、どんなサッカーをしても、変わらないものがあるという話をしました。

うまくいかない時も、うまく出来た時も、原因が自分で分かるといいし、そのきっかけになれば、と思います。今日の話が全てではなく、今日がサッカーのスタートという感じで受け止めてください!!そして、自分の力で楽しみ、今日の話の上に【自分の色】を積み重ねてください!!