今日は朝から八千代グランドでのトレーニングマッチ!!

時期も時期という事もあって、西脇工業高校さんにお世話になりました。歴代を観ても一番多くの卒業生が行ってる学校という事もあり、現在も卒業生がお世話になっているので、今後の進路の選択肢という意味でも今日の交流には意味があったと思います。

ただ、それは当然ではありますが高校側からしても【選んでもらえるかどうか?】が試されているという意味でもあるという事を理解してもらえるとありがたいと思いました。そういう双方の思いがあってこそ良いものが生まれると改めて実感した一日となりました。

今日は30分を4本という形でやっていただきました。

カテゴリーが一つ上という事もあり、1年生にはあまり無理をさせる事は出来ませんでした。ただ、最後に話をした通りやるべき事はあって、その状況の中でどういう姿を見せられるか?が今日は1年生を観るべき部分ではありました。2年生は3年生が抜ける現実が迫っている中でリーダーとしてやれるか?そこの部分が試された時間。3年生は今後もサッカーを続けるのであればまだまだ学ばないといけないし、成長しないといけないという事が終わって気づけたかな?ちょっと遅いタイミングだとは思うけど、全て含めて経験として大切にはしてほしいですね。

当然いつも以上に強いプレッシャーを受ける中で何が出来るか?力をうまく逃がす事とか、かわすという事をどれだけやれるか?というのを一つのテーマにして試合を行ってもらったのですが、出てきた課題はそれ以前の【本当に自分の気持ちで上達したい気持ちがあるのか?】という所に半分以上の選手が【????】でした。

勝つとか、負けるにしか視点が置けていないと自身の成長が見えなくなる。何が出来て、何が出来ないか?を全く判断出来ていないし、頭の中が整理出来ないまま【とにかくがんばる】というキーワードだけでサッカーをするなんて言うのはサッカーじゃないんです。。。

難しく聞こえるかも知れないけれど、人生において【とにかく】は頭を使っていない証拠と同じ。今まで求められてきたもの、評価されてきたものが【勝敗のみ・良いプレーをする事だけが前提】の視点だった子はかなり出場時間が短くなったという事です。

ピッチの中で己の事しか考えていない選手はサッカー選手ではないという事。

サッカーってチームで助け合うスポーツであり、チームで形を作り上げていくもの。その中で自分の基準で、自分の事しか考えていない選手は当然周りがその子の為に動く事となる。みんながお互いの事を意識しながら動く組織と、数名しかやらない組織。どちらのほうが?なんて聞くまでもない話。

相手の勢いに押されて自分の事だけになった今日の大半の選手達!それだけ自分の日頃の基準が低かったという事を改める時なんです。いつも言ってる事ですが、【今日出た現実は今日までの実力】なのです。それ以上も以下もない。

これからを変える努力が必要なのです。気が向いた時だけがんばるのではなく、ただしく向き合って行動に移す。その回数の差がピッチの中では圧倒的に出たというだけの事。

カテゴリーや年齢ではない。

サッカーというものを使って、自身の成長する事を第一に向き合っていく事が当然の義務だろうと思う。サッカーをうまくなりたい!と思うのならば頂点であるプロを目指せ!!となるし、それしかない。でも、サッカーを使って自身の人生を少しでも良くしたいと思うのならば違った角度からサッカーを観たり、学ぶ事がたくさんある。

みんなの覚悟はまだまだ曖昧で、適当。自分の事を他人事のようにしか見ていない。

○○出来たらいい。
○○みたいになればいい。
○○だったらいい。

そんな思考の連続。自分が何を今やるべきか?を本気で考える材料になったと言える今日でありたい。それしか今日の交流が【お互いの為】と言えないだろう・・・。今日出たものが全てではないが、今日出たものが今の自分である事は間違いない。

どうか過度の期待を一旦捨ててください。

対戦してくださった西脇工業高校さん!ありがとうございました(礼)