今日は早朝から一年半ぶりとなる愛知遠征を行いました!!

今年度はコロナの影響もあり、なかなか来る事が出来ませんでしたが、急遽杉浦さんに無理をお願いして交流をしていただきました。急だったにも関わらず快く引き受けてくださった事と、子供達を育てる中で信頼しまくっている事がよく伝わったのでそこは本当に良い勉強になりました!

碧FCさんは個の育成に優れているチームなので、そも特徴はゲームの中にも存分に発揮をされていました。【ドリブルチーム】という言い方ではなく、やっぱり【育成している】と言えるチームです。

こちらの地域と大きく違うのは、【大人都合の目に映る部分を整える】事を育成と呼んでいる大人が多いという事。

近場の少年団の方々が【育てている】という先には【大きな声で挨拶をさせている(コーチ・指導者の見えている所だけで)】とか、【良い返事をする・良い姿勢をする】事などです。それらも全てコーチの前でだけ、です。だからコーチと呼ばれる方があぐらをかいてしまうし、自分を正しいと信じ込んでしまう・・・。

そこになかなか大人が気づかないし、どうしてなのか???を考えれば同じ景色で、同じ子供達ばかりを観ているからだと分かってきました。こうして他の場に足を運べば自分達の足りない部分がハッキリ見えるのに、そうした他との違いさえも【あんなんはサッカーじゃない】とか言い訳をして逃げてしまうのが現状だし、そんな中で子供が育つ事はありません。

今日はゲームの合間にもトレーニングを教えてもらったり、各自なりに聞いて教えてもらう贅沢な過ごし方が基本的には出来る環境でした・・・。

でも、それを行動としてやっている子とやれない子が分かれたし、やらない行為自体がどうこうではなく、【出来ない自分の弱さ】を自覚してもらいたい。まだまだ口先、足先、小手先だけでどうにか誤魔化そうとする選手が多いけれど、今日は誤魔化せない相手との時間によって自分の弱さは見えたはず!!なのに、それすらも認める勇気がない子がいて、強がる素振りをしながら、誤魔化しをする為に、【逃げる】選択肢を選ぶのです。

自分の身体から、自分の位置から遠くへ飛ばす、逃げる、という事が【無意識に染み付いている】事が今日の収穫ですね。

良い相手との時間には良い学びがあるのは当然です!

でも、同じ事が起きても受け止め方で違ってくるし、目指すものが明確でないと自分の中には残せません。6時間程、じ〜〜〜っくりとさせてもらえたので、相手チームに質問をしたりして、聞いて、学んで、という事をしている子もいました。

明らかに自分達よりも上手な子ばかりである事は肌で感じたはずなのに、負けた事やうまくいかない事に自分の心が負けている子が多かった!そういう中でもしっかりと持ち味を出したり、対人で負けない粘りを出したりして成果を残せた子もいました。

時間いっぱいまでみっちり相手をしていただきました!

出来る事の幅を増やせた子、相手からの学びで何かを手に入れた子など収穫は各自にあったはずです!今後、それらをどのように活かしていくか?は本人次第です。経験したぐらいではうまくはなりません!!これからの自分なりの試す時間が必要で、誰かに頼ってやる事をそろそろ終わりにしていこう!!

自分で考え、自分で判断し、自分で決断を決めて、自分なりに動く。を繰り返していく事!言葉では確かに簡単だけど、これを本気でやろうとする【覚悟】が大切です!

奪いたくても奪えない相手に対して【工夫】はあっただろうか???勢いや回数だけで何とかしようとしている子がまだまだいます!それではなく、中身、質を高めていけるようにチーム内でも今日の経験を活かしていけるようにがんばっていきましょう!!

交流、相手をしてくださった碧FCのみなさん、杉浦さん、本当にありがとうございました(礼)