今日のトレーニング!!

日々積み重ねる事の大切さをしっかりと話しながら、確認しながらやっていきました!

今週もずっとトレーニングでのテーマは細かい部分に向いているのですが、今日もそこを細かく修正しました。本人の感覚の話から、人との距離感、ボールとの距離感、相手を観る、感じる、合わせる、という事を意識しながらトレーニングを行いました!

頭を、意識をフルに使うと時間の経過も早く感じるものです。集中して頭が疲れる・・・という事もトレーニングの要素には必要な事だと思います。

手足を同時に使う、バラバラに使う、ボールを扱う場所、メニュー一つ一つに意味もあるから、意識して行ってほしい事も伝えながらやっていけた事もあり、かなり集中してやれていたと思います。初めてやるようなメニューが多い中でも、なかなか早く対応出来るようになってきた事。自分の頭で考えるから行動が早いという当たり前の結果。

分からないのに、分かったフリをすると全てが遅くなる。サッカーは瞬時の判断が多く求められるスポーツで、それが一歩遅くなるだけで後手になってしまう。自分が先手でプレーが出来る選手に!その為には、準備とか、相手や仲間との距離感、ボールを大切に出来る距離感、そういった準備が本当に必要になってくるんだと思います。

相手(敵)を入れたトレーニングも間違いなく大事なのですが、それによってプレッシャーが掛かるなどして他の事が考えられなくなるとトレーニングしている意味ごと消えてしまう事が多々あります。

それよりも、相手がいない中でも考えるというプレッシャーのほうが効果的な時があるという事を今日も気付かされました。運動量が多いメニューじゃなくても、動く質で全然違ってくる。立ち位置、角度、タイミングでほとんどが決まる。勝負をする以前に、勝敗がほぼ決められる事はたくさんある!その重要性に気付いていない子が多いから【まずトラップ】【まずドリブル】【まずパス】というような【とりあえず】のプレーが多くなる。

実は設定を作っている大人も薄々感じている人は多いと思います。

自分のプランの甘さや軽率さをプレーする子供(選手)のせいにしているという事・・・。

メニューの目的をしっかりとテーマとして伝えておけば、そこから先は選手自身が作るものだと大人側が理解出来ればトレーニングの場は大きく変化していくと思います。

目に映りにくいものが多い成果の部分ですが、かなり上がってきている感じは見受けられます。感覚が柔らかくなると、同時に身体を柔らかく使う意味も理解してくれます。

実は大勢の中で【埋もれている】事に気付いてもらう為の最後のゲームでもよく分かったのではないでしょうか?

自分の頭と判断で動いている子と、ミスをしたくないなどの不安で動いている子の差。うまさ、強さ、だけでは計れない差が多くあります。【違い】は歓迎ですが、【差】は努力しないといけない部分です!やるべき事と自分の特徴とをしっかりと見極めて努力の仕方から変えていきましょう!!