今日はお盆休みを過ごしたみんなと久しぶりに再開出来る日でした!

例年お盆休み明けはチームだけの紅白戦をしてから身体を起こしているのですが、今年はたまたまアグアさんが対戦相手を探していたのもあって、交流試合をする事になりました。ですが、アグアさんとは交流試合をする【だけ】ではもったいないと思うし、うちが今課題にしている【繋がり・感性】というものを表現する為に少し力を貸してほしい事を伝えて今日は交流戦だけではなく、合同チームでの試合形式もしてもらう事が出来ました。

アグアさんとは、いつも交流してもらう際には【子供を主役にする】事を学ばせてもらっています。特に中谷コーチは大学生の時に出会っていて、その時の経験を活かした上での育成をされているから自分よりもかなり若いのに、本当に尊敬出来る一人です。育成というテーマについては自分が学ぶ事ばかりだし、追いつくとかそういう次元の話ではなく、本当に憧れる一人です。

自分がそうなる事はきっと出来ないですが、自分なりの育成をしていく上で良い部分はたくさん学ばせてもらおうと思っています。まずは2試合分、しっかりとゲームからさせてもらいました!

ゲームはお盆休み前の最後のゲームで、守備陣のリーダーが不在である事を話したので、今日も防災会場に着いてからまず話をしました。守備陣を集めてコーチがしてほしい形、雰囲気などを伝えました。それが正解という事ではなく、みんなの力を最大限に発揮出来る空気というものが必ずあるという事を伝え、それを一緒に考えてもらいました。

攻撃陣は個性が良い方向で出ているのであまり心配はしていないのですが、攻撃陣の守備の仕方をいくつか整理したのと、怪我人のいるポジションをどう回していくか?などを考えてもらいながらアップまでの時間も対話で有意義に過ごしました。

スタメン、そこに絡める選手の基準も話をしました。

見事なぐらいにスタメンの選手達でのゲームとそれ以外のメンバーでのゲームが圧倒的に差が見えたし、個々の責任の甘さや基準の低さがその差として出ました。でも、それらが経験となってどんどん良くなっていく訳だから、悲観的に捉えるのではなく前向きに考えてほしい。守備陣の集中、精度、こだわりが強く見えた今日はとても良い流れのゲームが出来たし、攻撃への変換、前のアクションなどもうまくかみ合っていたと思う。

この基準をスタメンのほうで出れなかったメンバーが理解をしてほしいし、融合しながらゲームした時に圧倒的に疲労していたのは精神的に自分の意思でプレーしていないからなのも分かってほしい。誰かに任せる、誰かに頼って、指示を待って、やってきたこれまでのサッカーをそろそろ変えてほしい。知らず知らずそうやって自分の判断を無くしてきたみんながこれから判断していく楽しさや難しさを経験してほしいと思います。

後半はアグアさんとごちゃ混ぜのチームで交流戦を行い、4チーム総当りのゲームをしました。

疲れがあったみんなもアグアさんの良い空気に影響され、笑顔が多かったし、前向きなプレーが多かった事も大きな収穫!!そして、最後の【チーム対抗一発芸披露】では、完敗でしたね(笑) みんな人を楽しませる才能も磨いていかないとね!

帰りのバスで数名と話をしましたが、この場所へ【恥ずかしい】という事で行けなかった自分の弱さがそのままプレーにも出ている事が分かれば良い。関係ないと思っているうちは次のステップへ進めないのです!意味のある、価値のある交流が出来た事に本当にアグアさんには感謝をしたい!

内弁慶な選手達ですが、こういう経験が必ず生きてきているのも事実!これからもこうした形の交流を増やしてみんなが人と人で繋がっている大切さを理解してほしいと思います!

アグアさん、本当にありがとうございました【礼】