今日は昼間のトレーニングを行いました!

明日はクラブユースの3年生にとっての最後の大会があります!とは言ってもいつも通りです!特別に何かをやらないし、出来ない。積み重ねた大切だと思ってくれた事だけが出来ると思っています。選手を信じるという事と、出来る技術を信じる事は別物だと思っているし、選手はもちろん信じていますが技術の部分での各自の意識という点ではやっぱり習得しようとする姿勢、取り組み方、考え方はまだまだ見直す必要があると思っています。

子供は悪くありません。

分からない事は教える立場のこちらに原因がありますから。だから選手と対話をして、理解を深め、伝わる言葉を選び、伝える事と伝えない事を分けたりしながらやっています。

もうちょっと疑問を感じ、トレーニング中に改善していく努力が欲しいというのがコーチの思いです。一生懸命にこなしてくれるのは良いのですが、そればかりになってしまって考える余裕もない子が見受けられます。考えないでやった事は身体に染み込んでいきません・・・。自分の頭、身体をしっかりと使って理解する経験を増やしていかないとね!

子供達を見ていると、【出来ない事は恥ずかしい事】という認識になっていると思います。

でも、大事な育成年代を考えれば今だからこそ多くの失敗と多くの発見をしてほしいと思うのです。出来ないという認識が出来たら【どうしたら出来るようになるのか?】と考えれば良いのですが、多くの子は【面白くない・隠したい】というような思考が強くなります。これは育つ環境にも要因はあって、【何かを成功したり、形に残した時しか誉めない】習慣になると、どうしてもミスは隠したくなるものです。こういう部分から変えていこうと思うと、普段の習慣があるから本当に時間がかかります。

それでも、前向きに変化したいと願う子は顔つきが変わるし、行動が変わる。

人に聞く、分かる人に聞く、コーチに聞く。どの方法でも構わないのですが分からない自分のままでは分からない事がほとんど。アクションして、誰かを使って考えれば答えも多く見つかると思います。

出来ないと悩む時間は悪い事ではないし、それも成長している一つの証!何も考えずに身体だけ動かして、汗をかいて、【面白かった】で終わっていた少年時代から一歩進んでいるのです。活動回数も増えればうまくいかない事、悩む事が増えるのも当然なのです。

よく言われます。

【小学校の時はもっと楽しそうにサッカーをやっていた】なんてね。それって単純に活動が週に一回や二回しかない上に試合もあまり多くをやっていない環境の中【だから】なんです。だから、中学生になって学校の事も含めて色々生きている中で悩む事は大切な事だし、そうやって成長していくものです。

プレーの事も今日は細かい事をたくさんやりましたが、何が、どの程度残ったか?は各自によると思います。自分が毎日変われるチャンスがある事を忘れないように日々を大切に過ごしていきましょう!!

明日の大会はファルコらしく、一人一人が楽しみながらも、しっかりと戦う姿勢を持ってがんばりましょう!!