一週間の始まりは生憎の雨でした。

それでも活動が出来る事、週末の試合で感じた事をどのように向き合っていくのか?などを表現していく場所があるのはありがたい事です。

例のごとく、序盤は見守りました。今日は見守っている時間にも一人と対話をしていました。選手は中学生であり、子供ではありますが、自分の置かれている環境の中で毎日一生懸命に生きています。その一生懸命さを尊重しながらも子供達がやらないといけない事を考えてサポートしていきたいと思います。

大人だから悩む訳じゃないし、子供だって学校に行きたくない日だってあります・・・。

大人が思っているよりも考えているし、悩むし、想いを持っているし、がんばっている。

それを前提に話をしていきます。子供だから・・・と下に観るのではなく、毎日がんばっているという事を忘れずに対話をする。サッカーがうまくなっていく事よりも、一人の人間として良くなっていく事を常に考えながらやっていこうと思うし、だからこそ選手達が外でおかしな評価を受けたりする事は自分が評価されているのと同じです。選手の悩みや抱えている想いを理解出来ていない自分の未熟さだから、これからももっともっと一人一人の人生や時間を大切に考えていきたいと強く思いました。

今日も小学生達が参加をしてくれましたが、受け身でいると何も得られない事が火曜日が一番伝わると思います。

誰かに
何かを
与えられないと自らが動けない

という状況は上達する為には最大の敵だと思います。コーチはしっかりと見ています。君達が本当に自らの意思でサッカーをうまくなりたいと思っているのか?大人のエゴなのか?を。。。こういう所の差が自分だけで取り組むボールと向き合った時間の差として大きく出て来ています。

うまくなるのは簡単だ。

だって、それは【自らの意思で動いている】という事だけが必要だから。そんな単純な事ですら、環境が整えられたこの時代は余計に難しい事になっている。与えられないと出来ない、やらない。大人が可能性を決めてしまう。大人が出来る事まで決めてしまう。そういう時代になっている・・・。

ここから脱出出来るかどうか?!は自らの意思にかかっている。
またその重要さを理解した大人の関わりにかかわってくる。

【我が子をうまく(良く)させたい】

と思われるならば・・・どうか子離れをしてほしいと思います。関わる事は大切だが、期待も、ショックも、子供よりも大きい大人が近くにいると子供はそこに全ての感情が左右される事になる。良くなってほしいからこそ、自分が関わる距離を離さないと大切なものは見えないと思います。

コーチ(大人)としてやるべき事は、

必要な時に必要なものを与えられる事です。

各自にとってその必要なものは違います。それを理解し、本人にも理解させて与えていく事。

子供を一人の人間として尊重していく事で子供は自らに自信と責任を持つようになる。不安がったり、手を貸し過ぎるから子供は自信を持てないまま大きくなる。

もっともっと大人が子供を理解しないといけない時代だと思う。いつまでも情報が不足していた一昔の時の考え方では子供が育たないという事。大人も常にアップデートしていく必要がある。どんどん進む社会に子供よりも大人が取り残されないように・・・・

自分も気を付けて成長を続けたいと思います。