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NPO法人 認知症予防ネット
記事一覧イベント一覧
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2017/02/02のBlog
[ 22:10 ] [ 理事長から ]
法人設立以来12年目の平成28年11月27日、東京都千代田区一ツ橋にある日本教育会館で日本認知症予防学会主催の「認知症予防専門士」研修会が開催されました。
研修会の実習・実技部門で「みんなの認知症予防ゲーム」が初めて講座科目として取り上げられ、当法人の中村都子副理事長が実技を担当させていただきました。

研修会の受講生は、認知症予防に高い関心をもって、関連施設等において実務経験のあるプロの方たちです。
 このゲームに実際に接するのは初めて、ということで、目を見開いて適不適の観察・一つずつのゲームの意義を、余すところなく吸収されたそうです。なかでも一番印象深かったのが、認知症の気配が見られる高齢者に、ゲームの上達をはかるのではなく、「グーチョキパー」と称している腕の運動の、加速の付け方によって全員をほとんど同時に振り落とすような計画的な働きかけを必要とするゲームの実技、その意義・解説に、「こういう考えは初めて」という感想の報告を受けました。

中村副理事長談 
初めて認知症予防専門士研修会のアクティビティの講座を任されたので緊張しました。12名の受講生さんを受け持ち、ゲームの紹介、経緯等を伝え、この日は13種のゲームを実施しました。受講のみな様は緊張されていたと思いますが、初めてのことで大変勉強になりました。
2016/12/31のBlog
[ 21:55 ] [ 事務局から ]
2016年12月9日に開催した全国大会でのアンケートの整理を終え、質問を集約してその回答を
http://www.n-yobo.net/ 左のホームページ「お知らせ」に掲載しました。関心ある方はご覧下さい。
2016/12/13のBlog
[ 14:30 ] [ 理事長から ]
12月9日全国リーダー研修・交流会を有意義に終了致しました。
各地からお集まりになったリーダーのみな様の認知症予防に対する真摯な思いは研修会における集中力に現れ、交流会の席では暖かな雰囲気を醸しました。
ご参加皆様のアンケートを拝見しましても、大会は成功でした。

顧みますとNPO法人のスタートから、活動内容も少しずつ幅が広くなりました。
広報から始めて、教室運営、次には予防ゲームのリーダー養成講座を手掛け、
養成講座を全国展開できる具体策として、リーダー養成講師の認定制度を開始、
そして今回の全国のリーダーレベルアップ研修会まで進んできました。
全ては超高齢社会の要請に従っての、展開です。
認知症を発症しても幸せに暮らせることを願っての個人活動から、
ここまでの経過を顧みますと、33年の月日が経っていることに、呆然とします。
なぜこんなに長い期間を、要したのか、継続できたのか、不思議な気がします。
皆々様のお力添えの賜物と、しみじみ感じて有り難く思っています。
[ 10:19 ] [ 事務局から ]
全国リーダー研修・交流会の様子、詳細は順次ホームページ 「お知らせ」にて報告いたします。
ご覧下さい。
2016/11/29のBlog
「みんなの認知症予防ゲーム」は、認知症の一次予防(発症予防)・二次予防(早期発見、早期対応)から三次予防(引き戻し、リハビリ)の各段階で役立つことが各地から報告されています。

最近ではMMSE(ミニメンタルステート検査・認知障害の重症度を調べる)で0点とか、4点とかの重度の方も改善できることが実証されるようになりました。

全国のゲームリーダーさんに呼び掛けて、12月9日にはレベルアップ研修と交流会を京都の平安神宮会館で開催します。
お陰様で申し込みを締め切るところまで来ました。
ご参加の皆様に喜んでいただけるように、あれこれ思いを巡らして準備中です。
全国のリーダーさんたちのお話を聞かせていただいて、より充実した活動に反映させていきたいです。

初めて実施する大会です。皆様にお会いできるのが楽しみです。
2016/10/29のBlog
[ 18:34 ] [ 理事長から ]
毎月1回開催されている教室に、今月も伺いました。
開始から少し遅れて初参加の男性が来られました。いつも初参加の方が来られると、オリエンテーションではありませんが、 「認知症予防教室とは」、という解説をホンの少し話します。でないと、予備知識をどのように持って参加されたか分かりませんし、一般の認知症予防とは内容が懸け離れているからです。

解説は時によっては短時間で済む時と、長めになる場合があります。
解説に時間を使うと、ゲームの時間が減ることになります。たとえ3分間でも雰囲気が途切れ、その空気は尾を引きます。滑らかな進行に戻しているつもりです。

解説は、古参の方にも初耳のような切り口の時もありますから、皆が一心に聞いて下さるので、自然に身を入れて話します。理解を深めていただく絶好のチャンスですから。
最初の自己紹介の進め方に違和感を持たれる場合もあり、時によっては、自己紹介の意義を丁寧に話し、その流れで指折りゲームに飛ばすことさえあります。解説が少しの時間で済んだ場合は、「自己紹介」の次に「日付の確認」と「夢の旅行」まで進めます。その流れでゲームの進行時間が押していれば「お手玉回し」を割愛することもあります。
不規則で出鱈目のようにも見えるでしょうが、大切なことは教室の雰囲気を壊さぬように、
①全員に楽しんで頂きながらも、
②レベル低下傾向の方たちを元氣づけること
であり、この二つがゲームの目的の中心なのです。

目的が二つに割れている(相反する)ように見えるかもしれませんが、それを一つの心でまとめて行くところに、リーダーの力量が問われます。禅問答のようでしょうか。これを一生懸命に毎回やっていますので、暖房がなくても汗をかくほどで、疲れる以上に自分が元気になるのが不思議です。

「これがエビデンスだ」と言ってくださる方がおられますが、効果を数量化しないと世間には通用しがたい現実があり、悩みの種です。
2016/10/23のBlog
2009年に講演やフォーラム等の活動の地域が、東京から沖縄県まで1都、2府、10県に拡がったと、WANに報告したのでした。
2016年には北海道から沖縄県まで、41都道府県に拡がっています。全国展開をと念願してきましたが、自治体の数の問題ではありません。日本一国の問題にとどまらないと思っているからです。

韓国には既に韓国支部が誕生して、拡がっている報告を聞いています。同志社大学への中国からの福祉専攻の留学生が、故国へ持ち帰りたいとゲーム経験を積んでおられます。日本語テキストは、アメリカやカナダへも個人的には届いています。

テキストを読んだだけのご家族が、認知症のお父様と指遊びから始めて、言葉集めゲームでも家族と楽しい時間を送られた、というお便りも頂きました。ゲームの真髄だ、コツだと、必ずしも有効な方法が取り入れられていなくても、ひととき楽しい思いになるだけでも良いのです。
その意味で私は、気楽に楽しむ派、コツを追究して有効性を高める派、いろんな派閥が存在して良い、どのような派閥もOKと言って推奨しています。中には聞くもビックリのおかしな癖に凝り固まっていく教室も聞きますが、その地域においては無いよりはずっとずっと良い教室だ、外出先があるだけでも閉じこもりを防げるから良いではないかと、嘆く人を慰めています。

そういう凸凹社会環境の中で、不足しているのが、偏見打破の努力です。
リーダー養成講座の講師を目指す方たちを含めゲームリーダー当事者が、ゲームに絡めて随時自然体で行なえるように、意識化できるように教室内や、講演での偏見打破の手引き書を作りたい、と考えています。
2016/10/19のBlog
[ 19:06 ] [ 理事長から ]
一昨日10月17日(月)には、東京の江東区木場で行われた「故郷の家東京」特養ホームの竣工式に出席して、多大な感銘に打たれて、それだけで力が尽きる思いでした。

しかし翌日には文京区湯島での認知症予防ゲームの実践者たちの集まりにも出席しました。会場の湯島には何度も伺っていますが、いつも時間に追われていて、地図でしか知らなかった湯島天神に、初めて立ち寄りました。京都の北野天満宮と隣り合っていた小学校時代をすごしたので、湯島天神とは親類のような気分です。宝物殿の虎の絵に釘付けになりました。虎の目の描き方が日月なのです。今まで虎の絵を見ても目玉の描き方に気づかなかったので、何も言えませんが、大発見をした心地です。

午後の集まりは、「みんなの認知症予防ゲーム」の良さを知って、実践行動をしてくださっている方が10人も集まられて、予防教室での困りごと、悩みなどを聞かせていただき、いくばくかのアドバイスをさせて頂きました。
呼びかけ人の声に応えて10人もの人が集まってくださることに、仰天するほど、感動しました。なぜならこの普及活動を始めた当初の10年間ほどは、いかに熱く訴えても、誰一人耳を傾けては貰えなかったのです。その苦節のような時から20年経過しているのですが、一人の呼びかけで10人も集まられる、この変化! もう大丈夫、この勢いを止めることは誰にもできないだろうと感じました。

ゲームそのものは初期の増田方式よりかなり工夫をこらして、誰にも役立つ有効な技法を加えて深化・進歩させています。これらを各自が体得されて、少子高齢化の時代に役立つ成果がきっと現れる、と信じることができました。在宅支援ボランティア10年から、ここまで辿り着いた30年来の認知症問題との絡みを思い出して、ちょっと感傷に耽った帰路でした。
個々の人たちがそれぞれの道を、助け合って進んでくださることを信じて疑いません。
2016/09/22のBlog
みんなの認知症予防ゲーム
「全国リーダー研修・交流会」開催のご案内
 
 日頃は当法人の活動にご理解・ご協力を賜りありがとうございます。
 この度、会員の皆さまのご要望にお応えして、「全国リーダー研修・交流会」を下記の要領で開催いたします。目的は、当法人の講師資格認定審査対策(受験事前研修)とリーダーの意見交換会です。 
 時節柄お忙しいとは存じますが、万障お繰り合わせの上ご参加いただければ幸いです。

ーー 記 ーー

日 時:2016年12月9日(金)午後1時~午後4時30分
会 場:平安神宮会館(栖鳳殿)
 京都市左京区岡崎西天王町97 (電話 075-752-3435)
募集人数:100名(先着順)
申込締切:2016年(平成28年)11月10日(木曜日))
申込方法:ファックス(075-641-5788)でお申し込み下さい。 *ファックスがない場合、メールで必要項目を記載してお申し込み 下さい。
Email:greenthumb34@ares.ne.jp
参 加 費:3,000円(11月10日までに郵便振替口座へお振込み下さい)
振 込 先: NPO法人認知症予防ネット
 口座番号: 00900-1-223642
ご入金確認後、参加証(葉書)を郵送します。
参加証発送後のキャンセルは出来ません。
参 加 証:申込み・振込確認後、受付番号を明記し順次郵送します。
 (参加証は当日ご持参下さい)


 全国リーダー研修・交流会参加申込書 

氏名 姓(フリガナ) 名(フリガナ)
〒( )ー( )
ご住所 電話
メールアドレス @
該当箇所に○印をお付け下さい。
年代 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代

修了養成講座について
 修了年月日 年 月 日 講師名
 講座名(例:青い鳥講座)
開催地(例:京都府宇治市)
問合せ先: NPO法人認知症予防ネット
〒611-0031 京都府宇治市広野町一里山15-10 
 電話 0774-45-2835
[ 07:38 ] [ 事務局から ]
現在ホームページを保管管理しているサーバ業者で不正アクセスがあり、ホームページの更新を行えない状況が発生しています。
回復までは、こちらのブログページ及び、特定非営利活動法人認知症予防ネットのフェースブックにも情報を掲載いたしますのでご覧下さい。
(不思議ですが、このブログページは動いています)...

2016/08/20のBlog
本年2度の講師資格審査会が実施できたこと関係者のご尽力に感謝すると同時に、この審査を通じて当法人の取組むべき課題が明らかになってきました。

認定講師志望者は、高い志と共に、優れたリーダーとして各地で長年ご活躍されている方ばかりでしたが、当法人として「みんなの認知症予防ゲーム」の意図する本質的な部分や人を指導する立場の講師として大切なこととは何か、を十分にお伝え出来ていなかったのではないかと強く感じました。

そこで、講師資格審査受験事前研修とリーダーフォローアップ研修を目的に「全国リーダー研修・交流会」を下記の日程で行うことにいたします。

なにかとお忙しい時期とは存じますが、万障お繰り合わせの上ご参加いただければ幸いです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

日 時:2016年12月9日(金)午後1時~午後5時
会 場:平安神宮会館(栖鳳殿)
------(平安神宮の九条宮司様の当法人活動への深いご理解により、
-------格別のお計らいで会場を提供して頂くことになりました。)

 ※詳細は決まり次第、順次HPでご案内いたします。
2016/08/18のBlog
[ 10:52 ] [ 理事長から ]
N様へ

 最近変わったのは、「スリーA」という言葉を迂闊に使うと法律違反になるので、私の方ではゲームの名称を変えています。ゲームの進め方も進歩・深化させて、認知症だけでない、すべての方面に役立つように成長させています。精神病院でも、自閉症の子供さんでも、生きる気力を失ったひとでも、健常者でも、みんなに役立つことを知って、「みんなの認知症予防ゲーム」と言うように変えたのです。それらの変化はみんなの知恵の結集でもあります。

創始者は認知症のレベル揃えをした教室をおこなうように推奨されましたが、私のような無資格者は、一次予防専門で、老人会や、サロンで教室を行っています。すると多くの健常者に交じって、発症した若年認知症や、高齢の認知症の人も参加してくださいます。いわば教室での混合処遇というような実態なんですね。

その場合には漫然とゲームをやっていては、双方のどちらかに不満を持たせてしまうのです。その場合は、レベルの如何にかかわらず、全員に同時に楽しくなってもらう、特殊な技法が必要になります。これは現実問題として、かなり難しいのですね。
私は経験からそれを逆手にとって、全員が同時に楽しくなれるゲームの進行方法を、独自に編み出したのです。

つまり最近変わったのは、名前だけでなく、ゲームの進行方法を、独自に編み出したことと考えているのです。誰から習ったものでもなく、私の前半生の人生経験を凝縮させて、応用しているのですから。現在のゲームリーダー養成講座では、その技法を一生懸命、お伝えしています。
人生ホントに、無駄なことは無いのですね。苦しかった若い時の体験のおかげで、「みんな」に喜んでもらえるゲームの進行方法を、多くの希望者に伝達できる。いわば、災い転じて福となす・・・ですね。
晩年に至って、世の中の役に、少しでも立てるのは、有り難いことと思っています。
2016/07/30のBlog
[ 10:03 ] [ 理事長から ]
2025年には団塊の世代の人々が、認知症発症多発の時代に入ると指摘されています。その対策がいろいろ言われていますが、その主流的な発想は、「認知症患者に寛容な社会であること」と多くの識者が指摘されています。もちろん社会はそのように進歩してほしいと思います。しかし、もう少し視点を広げた考えを持って頂きたいと、私は考えるのです。
 すでに発症した人たちには寛容で、隣人愛が育ってほしいが、同時に、予防に関して真剣に取り組んでほしいのです。予防を大きな声で言うと、既に発症した人がやるせなく思われるからと臆測して、予防自体に否定的な考えを持つ向きがあるのも事実です。
 しかし、病気の予防は結核でもガンでもで、すでに発症した人を決して責めるものではありません。認知症予防も同じです。
 先人の苦労の上に、代々の子孫は立つのです。先人たるもの子孫に同じ苦労を強いるでしょうか? 親たるもの、己が苦労を子には避けさせたいと願うのではないでしょうか。

 発症を未然に防ぐ方法を確立させて、認知症の発症を抑えることを、寛容な社会と並立させねばと 認知症予防に有効な「みんなの認知症予防ゲーム」の普及に、もっと力を入れたいと、日夜考えています。
2016/06/29のBlog
国民年金の制度が始まったのは昭和36年でした。私もまだ若くて自分の将来像を想像もしない時期でした。当時は一般に55歳が定年でした。職場では定年直前の上司が、大きなお金をいくら動かすかの判断を迫られた場面で、なかなか決断できないでおられたのを横目で見て、定年前になると決断力も弱るのか、などと生意気にも感じたものです。

55歳定年時代では、定年退職後2~3年で急激に老化が進んで「はたち60死に盛り」と言われていたことを思いだします。長寿は秦の始皇帝の夢でしかなかったのです。そのような昭和36年に国民年金制度がスタートし、子どもが老親に仕送りをしない時代になりました。

年金保険料納付期間と、年金受給期間の年数を比べると、国民年金のスタート時点では受給期間のほうがうんと短期だったろうと推測します。国民年金制度策定者は、恐らく今日のような長寿社会がやってくるとは試算されなかったでしょう。

その後高齢化社会は高齢社会と名が変わり、更に超高齢・長寿社会がまだ伸びそうです。少子高齢社会では制度を支える側の人口が減少することを思うとき、年金制度は破綻が見え隠れします。

「いつまで生きるつもりか」と問われても、「わかりません」としか言えません。老人ホームに入居するとして資料を見ながら試算すると、とても貯金では不足だと、後期高齢者は明日以後の老後が心配になるのです。
せめてものことに、高齢者自身の総意で、認知症を可能な限り先送りする社会になるように努力しませんか。
2016/06/21のBlog
[ 08:20 ] [ 事務局から ]
今回募集していました7月試験につきましては、お申し込みが定員に達しましたので、締め切りました。
次回は秋に予定しています。
秋の日程が決まりましたら、ホームページやこのブログでもご案内いたしますので、ご希望の方は次回に応募してくださいますよう、お願いいたします。
2016/06/02のBlog
[ 08:49 ] [ 理事長から ]
私は「みんなの認知症予防ゲーム」を、日本中で活用してもらいたくて、どこに行っても同じように熱をこめて語りかけ、ゲームの特殊な進め方を覚えて頂いています。

時が経つに従って、受講された方それぞれが、教室やリーダー養成講座を開始されたニュースが、各地から聞こえるようになってきました。期待感が湧いてきて、わくわくします。見知らぬ教室の評判を、全く知らない人から聞くようになってきたのです。告げ口なんかではありません。風の便りです。

「誰それさんの体験会に行ってゲームのすばらしさに感動した、テキストを知人のために買いたい」とか、「誰それさんの養成講座を受講して感激した、自分もやりたい」なんて聞くと、免許皆伝みたいな指導者が誕生しているのだなあと、ほのぼの嬉しくなります。

逆もありまして、「教室を2~3回繰り返すうちに、参加された方が飽きてこられてポシャってしまった」等と聞くこともあります。その教室のリーダーさんに伝達した人は理解が浅くて、形だけしか伝えられていないのではないかと、不安になります。せっかく開かれた教室がポシャってしまうなど、なんてモッタいないことだろう、このままではダメだ、と思うのです。

そういうことから、リーダーさんを育てる講師の質を高めたいと願って、NPO法人の事業として、講師資格試験に取り組むことにしたのです。NPOの講師資格試験などうけなくても、ご自由に習ったゲームを拡げていただいて良いのです。
ですが上達のため、あるいは腕試しに受験したいと思う方は、ホームページに試験制度を紹介していますので、ご覧下さい。「認知症予防ネット」(お知らせページ)で検索していただけます。ペーパーテストの次は、実技試験と口頭試問です。本気で受験しようと考える方はお申し込みください。

試験制度準備に、誠意をつくして取り組んでいます。
2016/05/22のBlog
[ 14:02 ] [ 理事長から ]
皆々様のお陰で、総会が無事に終わりました。ご出席くださった方たちの心に残る総会になったのではないか、と思える総会でした。
NPOの活動仲間の1人が第2部の記念講演を聴いて、はじめて活動の意味、これからの道筋が良くわかったと話してくれました。
多分その影響で、第3部のディスカッションも短時間でしたが、それぞれ熱い思いを言葉にされたように感じました。

顧みますと、NPO法人を立ちあげる前、グループ活動から始めた第一番にゲーム広報に招いてくださったデイサービスの事業所のことを、昨日のことのように思い出します。1歩も2歩も先輩に当たるNPO法人です。そのデイサービスセンターは発起人が自宅のお座敷を開放されて、家族は2階に押し込めるような協力体制で、事業をされていました。それだけでも驚きに価するのですが、デイサービスだけではダメだ、認知症対応のグループホームを始める、と決心されて、お二人の方が私財を文字通り投げうって事業開始に入られ、すさまじいような困難に遭遇、それをも克服して実現されたことを聞き及びました。心に念ずれば必ず成る、と言いますが、志を実現するには生半可ではない覚悟が要るというお手本を、行動で示してくださった恩人です。

そのお陰で、心の弱い私も決意をもって今日、第12回の総会を行うまでに至りました。鑑となる先輩が行動で導いてくださったと思います。今後は組織化を強くということが課題になります。この方面は私の非力ではテコに合わない気がしますので、天命に従いたいと、波打つ気持ちを鎮めています。次代に譲る楽しみにしたいです。

今年度から本気で、講師資格認定制度に取り組んで、質の高い「みんなの認知症予防ゲーム」のリーダーさんが、各地に輩出してくださるように力を入れてまいります。素晴らしい適任者に恵まれて進んで行くことができます。今後とも叱咤激励、ご支援ください。
2016/05/19のBlog
ゲームの表面的なルールはテキストで分かりますが、それでは一般的な高齢者向けのレクゲームと同様に受け止められないか、一抹の心配があります。

心配というのは、ルールは同じでも、心の込め方が違いまして、リズム感を失って行かれる方への、愛情のような願いを持って、認知症からの引き戻しゲームを行うことが大事だからです。
それには技法として、声の強弱や息使いに心をこめる技術が必要でます。


実際を見ていただいたら直ぐに分かっていただけますが、テキストには書き得ない、「コツ」のようなものがあるのです。
テキストは決して出し惜しみをして「コツ」を書いてないのではなくて、文章には書けない、見えない、息の力の入れ加減、があるのです。ご理解頂けるでしょうか。

DVDも制作しましたが、それには通り一遍のものしか盛り込めないのですね。ですからリーダー養成講座では、繰り返し繰り返し、体得出来るまで勉強していただきます。
対面での伝達、つまり、奥義を体得している講師による、養成講座を受けていただきたいと 思います。それが第一の願いです。
しかし・・・

形だけ、ルールだけでも、高齢者は楽しんでくださるのです。と言うことは、テキストだけで学んでくださる、認知症からの引き戻しには少し力不足のゲームリーダーさんであっても構わないから、教室がたくさん増えてほしいと願っているのです。矛盾では無いのですよ。

言いたいのは、閉じこもりの高齢者にとっては居場所、気楽な外出先、外出の目的が出来るだけでも、大きな喜びになるからです。
ゲームの普及には、この二つの目的をもっていますので、必ずしも理想的なゲーム進行でなくても、ダメとは言いません。このような心情をご理解頂ければ、有り難いです。
教室のランクと言いましょうか。今の時点では、いろんな教室が増えてほしいと願っているのです。

2016/05/15のBlog
5月は、どこも総会が行われて、総会月間のような趣があります。当NPO法人の総会はこの5月21日ですが、その前の今日5月15日には友好団体、福知山市認知症予防の会様(任意団体)の第8回総会の、記念講演に招かれて、驚嘆して帰ってきました。

代表の村岡洋子さんとは、高齢社会をよくする女性の会・京都で知り合って以来の関係で、四半世紀に及ぶ知己です。お互い実母が認知症であったことが発端で、それぞれが認知症予防の活動に入って久しく、福知山市でグループを作られて本格的活動にとりくまれており、お手伝いに何度か伺いました。

目標は市役所との協働を考えられ、ついには担当者の心を動かす事に成功され、公民協働で、本格的にレベルを揃えた認知症予防教室を複数回実施されました。が、数回の実施後、担当者の異動で終止符が打たれたようでした。

そこで諦めないのが女の執念でしょうか。今日の第8回総会で聞かされた事業報告は、ボランティアの任意団体の粘り強い活動が、全市域に隈無く拡大されていることが報告されました。初めは行政の担当者の理解を得るのに苦心惨憺であったものが、今日の総会に出席された来賓は、なんと京都府・福知山市社協・福知山市民生児童委員連盟・福知山市人権推進室長・福知山市福祉保健部兼高齢者福祉課等々の肩書きを持たれる公人が8人も列席されて、祝辞を述べられたのです。

認知症に予防はあり得ないと言って、認知症予防という言葉を発してはならぬと厳しく厚労省の担当官から叱責を受けた事がスタートとなった私としては、今日のこの福知山市での任意団体の総会の来賓の肩書きを見て、祝辞を聞いて、少なからぬ感慨にふけったのです。ここまで努力を怠らずに活動を継続された「福知山市認知症予防の会」の代表と、一致団結日々怠らず活動を継続してこられた60人からスタートしたボランティアさん達に、大賛辞を捧げずにはおれませんでした。よくもまあ、不快な事もあったでしょうに、今日を迎えられて、さぞかし本望を達したと思っておられるでしょうに、「最初の頃の目の輝きを失ってきたのではないか」なんて反省が飛び出たのでした。
そのようなことが有るものですか!!!

私は自分の番になって一番にその反省への反論から話しを始めました。8年も経ったら少々はマンネリにも成るだろう、新鮮みも薄らぐだろう、しかし今、初心に立ち返って貰っては困る! 少々のことはフォローアップ研修で目の輝き、新鮮な思は倍増できる、今までの貴重な経験という財産に磨きをかけてそれを基盤として、上へ、上へと伸びて欲しい。と言うような思いを切り口にして、効果的なゲームリードのコツを、参加されたボランティアの皆様に目の輝きが弱ったならば目薬となるように、とゲームリードの仕方を、一遍で覚えて頂きました。

結構汗をかくほどの初夏の、気持ちの良いお天気に恵まれた一日でした。
素晴らしいボランティア団体、福知山市認知症予防の会の皆様に栄光あれ・・・、でなく、栄光に満ちあふれた目の輝きを見せて頂いた総会でした。今後については、何の不安も無く、晴れ晴れとした思いで帰宅の途につきました。
2016/05/04のBlog
[ 23:47 ] [ 理事長から ]
NPO法人発足までの経緯

1963年(昭和38年)
半世紀も前に『老人福祉法』が出来たが、デイサービスもショートステイも対象は「寝たきりと虚弱老人」だけ。認知症は蚊帳の外であった。

1972年(昭和47年)
有吉佐和子の『恍惚の人』が出て、世間の耳目を集めた。つまり、高齢化社会の入り口では、認知症は少数派だったことが分かる。誰もが無知、介護家族は手探りの世界だった。

1980年(昭和55年)
京都で「呆け老人をかかえる家族の会」が発足。一足遅れで入会し学びや慰めを頂いた。

1983年(昭和58年)
アルツハイマー型と診断されていた実母の在宅介護を終わった私は、認知症の在宅介護しかなかった当時の在宅支援ボランティア活動に、昼は働きながら、毎日の夜と休日の全てを投入して、認知症のために起きる最悪の悲劇を防ごうと、支援活動に打ち込んだ。ボランティアのみによる月2回のデイケア活動のコーディネーターも担当した。

1992年(平成4年)

ようやく日本に初めて認知症対応の3ヶ月合宿教室、「高齢者リフレッシュセンタースリーA」が静岡に創設された。

1993年(平成5年)
雑誌の記事で増田氏の認知症改善データ(MMSEで平均6.2点の上昇)を読む。
創始者増田末知子氏とは、ボランティアグループ「痴呆性老人デイケア運営協議会」(後に「ホームケア友の会」と改称)において隔月発行していた新聞「友の会だより」(編集・制作担当髙林)を、毎号無料贈呈していた読者の1人という関係であった。カンパを送金していただいた事もある。

2000年(平成12年)
4月1日 介護保険法制定によって初めて認知症に福祉の光が届き、予防が謳われた。
介護保険法第4条(国民の努力及び義務)
・国民は、自ら要介護状態となることを予防するため、加齢に伴って生ずる心身の変化を自覚して常に健康の保持増進に努めるとともに、要介護状態となった場合においても、進んでリハビリテーションその他の適切な保健医療サービス及び福祉サービスを利用することにより、その有する能力の維持向上に努めるものとする。
・国民は、協働連帯の理念に基づき、介護保険事業に要する費用を公平に負担するものとする。

2004年(平成16年)
9月、NPO法人を立ち上げて、増田氏の教室で行われていた事業の中から、ゲームに特化して普及活動に本気で取り組んだ。

2008年(平成20年)
法人活動として、認知症予防ゲームのリーダー養成講座を開始。

2016年(平成28年)
認知症予防ゲームリーダー養成資格公認講師制度発足。

活動内容
増田方式の教室はテストを行って、参加者のレベルを発症軽度者やMCIレベルに限定されたので、医療の専門知識が無い者には許されない教室であった。そのため、一般人でも実施可能な認知症の一次予防に力点を置いた健常者レベルの老人会などでのサロン的な形態での予防ゲーム普及活動に取り組んできた。

その中で、必要に迫られて健常者と発症した人の混合教室での効果をあげる方法を独自に開発、ゲームの進行方法に工夫を凝らした結果、「みんなの認知症予防ゲーム」と呼称しているとおり、自ずと増田式ゲームとは違って状況の如何に関わらず、ゲームに使用する道具の工夫、扱い方も含め、全ての人たちに対応出来るものに深化し、地域、施設、会合など様々な場面でも活用されるに至っている。

今なすべき役割は何か
かつて認知症については偏見が充満していた。2025年問題を目前にする今日では、医学知識のある人は発症域に入った認知症本人たちの改善を担当すべきであり、医学知識の無い人は個々人の能力、または資格・何らかの専門性を活用して、一次予防に的を絞った予防教室を担当し、両分野に於いて、国民的理解を普遍化し2025年問題に寄与して頂きたいと、心底より願う。

~~~~~~~~~~~~~~~

認知症予防は、学校教育法に似ているのではないでしょうか。専門分野の大学教官と、幼児教育と、どちらも大切で、それぞれが分野を担当しあって、全体のレベルが段階ごとに効果をあげるのと同じような事かなと思っています。各自それぞれ、己が力量の範囲で全力を尽くして、「みんなの認知症予防ゲーム」を活用されて、認知症予防の効果を高く上げて頂き、福祉国家の内面を豊かにして頂きたいと切望しています。
[ 11:13 ] [ 事務局から ]
昨秋来、ホームページをリニューアルさせる動きとなり、「工事中」のままで、長らく停滞していたホームページでしたが、担当者が新たにきまりまして、ようやくリニューアルが進んできました。情報公開がストップしてご不便をおかけしたことをお詫びします。
まだもう1歩、完成とは言いがたい箇所もありますが、近々解消する見通しです。

どうぞホームページに公開している情報にもお目通しくださいまして、当NPO法人の活動に、ご理解とご支援をお願い申し上げます。
2016/04/27のBlog
当NPO法人として初めてですが4月11日、宇治市内のグループホームに、活動メンバーの定期的派遣が始まりました。
グループホームでは、認知症がかなり進行した方たちが、共同生活を送っておられます。
テストをして、レベルを揃える教室は出来ません。皆さんが一緒にゲームを楽しんでくださるかどうか、不安もありました。でも以前、他のグループホームで単発でのゲーム体験がありましたので、困難はあるけれど、是非成功して欲しいという願いから、事前の打ち合わせも済ませてご依頼を受ける事になりました。
担当のメンバーから、次のような第一報を受け取りました。
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名札を用意して自己紹介。言える人と言えない人、理解できない人も混じる中で、いつも殆ど反応しない車いすで参加された男性が、小さな声ではあるが、名前を言われた。その事に、スタッフが大変ビックリされていました。初めてのゲームでしたが、徐々に笑いが大きくなり、シーツ玉入れでは、手でボールを掴んで入れる人もあり、他の人も特に注意するでもなく、必死になってゲームを楽しまれていました。
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お受けして「ヨカッタ~」です。月に1回の予定です。
2016/03/25のBlog
[ 16:09 ] [ 理事長から ]
3月23日は城陽市南部コミセンでの、4回シリーズ教室最後の日でした。
最後の日でも初参加の方がいらっしゃいますので、認知症予防についての解説は、丁寧に話しています。
認知症の歴史をふりかえると、平安時代から誤解と偏見が文献にのこされてあること。鬼になったのではなくて、偏見で鬼になったとしか理解できなかった時代だったということ。昭和の近年まで偏見が充満していて、昭和38年に出来た「老人福祉法」でさえ、デイサービスやショートステイは認知症を発症している人には閉ざされていた事。そのような中で悲痛な思いが積み重なって、人々の努力につながり、閉ざされた扉が開いて、介護保険法が施行されたこと。
ざっと簡単にでも歴史を知って欲しいと願う言葉なので、人々の胸中に届いたと思いたいです。
歴史を知ることで介護保険への理解がしやすく、利用も有効に出来るのではないでしょうか。
ゲームに移って「その1、その2,その3」とピックアップして笑いと同時に脳の活性化を行いつつ、最後の「その4」では、風船バレーと風船サッカーで、溢れるように活気づいていただきました。
この日は健康な方ばかりでしたので、椅子にかけたままですが、思い切り“風船サッカー”を楽しんで頂きました。


翌3月24日は、北宇治地域包括支援センター主催の、毎月1回開催の教室で、年度内最後の日でした。窓から見えるサクラの大木はチラホラ咲き初めていました。
最後の日といっても、初参加の方もおられて、全部で40人のご参加でレコード破り。畳敷きの大広間に、椅子席ギッシリの輪ができました。床の間の掛け軸は、巨椋池から愛宕山まで遠景を取り込んだ、地域のなじみの風景画です。
大阪や四国道後温泉で有名な松山という遠方から、若い女性が見学参加されました。実は養成講座の受講生さんです。お手玉回しのゲームでは、実際に配り役をして頂きました。「ダメダメその配り方は」、なんて教育実習みたいになりました。年配の皆さんは笑顔で見守ってくださいます。
毎回ご参加の方たちは、「みんなの認知症予防ゲーム」が自閉症の子どもにも効果があったという話に、深い共感の色を浮かべて納得してくださいました。
教室と言っても、何年も継続参加してくださる方たちは、本当に有り難い理解者となっておられて、急場の変事にも目立たぬように、優しい心使いで助けてくださいます。
地域の温かさを感じて、嬉しくなるひとときです。
2016/03/22のBlog
NPO法人認知症予防ネットとして、初めての大きな1歩をこの3月18日に、踏み出しました。
昨年5月の総会で新規事業を開始する事に議決を頂いて、準備に3月までを要したことになります。

先ずは、新規事業を担当していただく適任者に、理事に就任して頂く所から始めて、外国勤務から帰国されるのを、待ちました。
新規事業と言うのは、2025年問題を黙視出来ないという自覚の下、「みんなの認知症予防ゲーム」のリーダ-さんを、積極的に増やすため、リーダ-を養成出来る講師を認定しようとするものです。ありていに言うと、講師認定試験体制を整える地固めから始めたのでした。

従来は予防教室が各地で増えるようにと願うだけで、リーダー経験者にはフォローアップ研修をしませんでした。新事業はリーダー経験者を一段上の、リーダーを育てる講師として世に送り出そうとするものです。講師資格試験を受験することによって、フォローアップ研修の効果も得られ、予防ゲームの役だつ場が広がるのです。
試験制度を、NPOの責任において実施する、これが今年度の新規事業です。

第1回の試験は、無事に終わりました。初めての試験制度ですから、試験官側も、受験する側も、緊張があったと思います。
試験はペーパーテストと、実技試験と、口頭試問の三本立てです。初めての受験者は、目出度く合格されました。講評やディスカッションも大きな成長のステップとなったはずです。

是からは希望者を募って、講師を認定することで、超高齢社会に貢献していくNPOの覚悟です。
2016/03/13のBlog
[ 20:28 ] [ 理事長から ]
対人関係が淡い場合でも、場に相応しい優しい柔和な交流があります。優しさを伝えるものは、態度と声の調子と言葉(心)でしょうか。人は笑いを共有できると、格段に打ちとけることができます。
認知症は、本人から笑いを奪うものと言えるので、認知症予防には自然な笑いがとても有効です。頭を活性化するものとそれに伴う笑いによって、自然に自立心が復活していきます。

認知症の場合
 認知症の軽い発症者は、来客や押し売りなどに対して、相応しい対応が自然に出来ます。しかし少し時間が経過すると、立派に対応出来たことが、全く記憶に残らない、という「物忘れ」になるのです。その時期からもっと悪化進行すると、来客などへの相応の対応も笑顔も向けなくなります。
 認知症からの引戻しを目的とする予防ゲームでは自然な自発的な笑いをどのように引出すかが、第一関門となります。
 予防教室で最初におこなうゲームは、指の屈伸運動です。
「幼い頃に親たちから数を習ったように」などと言って両手を目の前に広げて、親指から順に曲げながら、皆で声を揃えて1から10まで数えます。
これが予防ゲームのウォーミングアップに相当する、「数を数える習慣の取り戻しゲーム」です。

笑えばどうなるか
 別段、面白くもない、できて当たり前の「1から10」なのですが、是をリーダーは「上手にできました」と大きな明るい声で褒めるのです。
 褒められた人は、こんな程度のことを褒められて~、とばつが悪いような、半分お愛想笑いのような表情になるのが普通で、上手なリーダーはホンモノの笑顔を引き出すように褒め方を工夫しますが、是が大事な最初のキッカケになるのです。
 次に「これは易しすぎましたね。今度は早くしますよ」と言うと、身構えるような雰囲気になります。そこで、リーダーは声を励まして、前よりも大きな明確な発声で、「1,2,3…」と言いますと、皆が遅れじ、負けじ、と速さについて同調してくださいます。そこですかさず「綺麗に揃いましたあ」と言葉を替えて褒めます。すると、お義理で笑っていた人からも、自然な大きな、あかるい笑い声が出るのです。

重い命題を与えられて
数年前のことですが、文教大学の大久保サテライトキャンパスで、近隣の高齢の方たちに集まってもらって、認知症予防ゲームを楽しむ小人数の教室を行っていたある日のことです。雨降りで教室参加の人数がとても少なかったので、通りすがりの紳士然とした服装の人を呼び込んで、ゲームをはじめました。人数が3人と本当に少数だったので、笑いから入るのが大事、一寸した笑いで、固く冷たく心が萎縮している認知症の人の気持ちを先ず解いてもらうことが予防、引戻しのキッカケになるのだ、と褒める意味と効果をこの教室では初めて丁寧に解説したのです。 すると呼び込んだその男性が思いも寄らない質問をされました。
「キッカケから認知症を引戻すのですか。それならば、自殺しようとしている人間が自分から戻る事はあると思いますか?」という質問でした。ギョットしましたが、私は返事をしなければなりません。それで私は次のように言いました。
 自殺をしようとしている人は、思いつめているから自分から思いをかえることは難しいのではないか。周囲の人、例えば三原山だったら、土産物屋の人が、「ちょっとお茶でも飲んでいかれませんか」などと声をかけるならば、それがキッカケで思い止ることもできるのではないか・・・と、陳腐なことを言いました。
ところがその人はそれから自分が何者か、どんなに苦しんで年月を過ごしているか、東尋坊に飛び込むために行った、飛び込もうとした時ふと体がのけぞって上を見た、小鳥が二羽、木の枝に止まって、仲睦まじげにしているのが見えた。それを見て、ああ、小鳥でさえもあのように仲良く生きている、と思った、しばらくして後戻りをした。40歳違いの親族と長年遺産相続の裁判を続けていて食いつぶし、いまでは橋の下とネットカフェと半々の寝泊りをしている。弁護士もつけないで一人で裁判を続けている。という話しを綿々とされました。
ひたすら傾聴するしかなくて、教室の参加者が、たまたま気心知れた二人だけだったので、頃あいを見て元気がでる賑やかな玉入れゲームをして、「お元気で」と言い合って別れたのです。
ウソの話とは思えませんでした。
 追い詰められても身奇麗で、背広を着て、清潔そうで、物乞いなどには見えませんでした。「1から10」のゲームを一緒にして、褒めて、笑ってもらって、人心地を取り戻して、認知症から引戻す…、という話を解説したら、そのような展開になったのです。
その後一度も出会いませんが、その方は二羽の小鳥を見て自殺未遂から戻ったことに「なぜか」と思い続けておられたのでしょう。
認知症予防教室では、20種類のゲームをそれぞれに組み合わせますが、毎回の教室のゲームの順番は「きっかけ」の役目を果たしていると改めた思ったことでした。
2016/03/01のBlog
[ 00:30 ] [ 理事長から ]
昨日2月29日は横浜へ、講演と「みんなの認知症予防ゲーム」の体験会に、行ってきました。
何故簡単なゲームが、認知症の予防になるのか、何故認知症からの引き戻しが可能になるのか、この話を最近の参加者さんは、目を光らせて、審判するように、聞き入ってくださいます。ゲームの体験でそれを確認していただきます。頭と体を使うゲームは他愛ないように見えますが・・・、楽しくて自然に心底から大声を上げて笑えてしまうのですが・・・、それだけではないのです。

何故、という話に身を乗り出すように、聞きいってくださるので、ついついリーダー養成講座のようになってしまいます。
ゲーム一つずつに解説を加えながら進めました。楽しいから良い、楽しいだけではダメだ、と矛盾めいていますが、それが真理なのです。
30人の予定が47人という部屋一杯の多人数で、一つの輪に坐って、ゲーム体験の後では質疑応答になりました。

終わるころには、雨もあがり、春の気配でした。京都駅に帰着すると、空気が冷たくて胸の中まで氷りそうになりました。すぐにマフラーと帽子で身を守りました。まだ2月ですものね。
2016/02/27のBlog
去る25日、私は10時半開始、12時終了の地域包括支援センター主催、月1回の予防教室に行きました。
なんと41人もの参加者さん、レコード破りの多数でした。

初めて参加されたご夫婦がおられました。奥様は、ゲームに先立つ自己紹介からして、レベルが落ちておられるようにお見受けしました。奥様のリズム感覚を見定めながら、全体のムードに影響しないように、四分六ぐらいの感じで、レベル低めにあわせてゲームを進め、途中ではさむ説明も、理解しやすいように配慮しました。リズムのゲームでは、ルールの理解も難しいようでしたが、途中からリズムに乗ることができるようになると、イキイキとお顔の血色までもが戻ってきたように見えました。初参加での目覚ましい変化に、密かに感動しました。

認知症に入っておられる方の参加は、全体では4人でした。部屋の中の席までずーっと付き添い家族と一緒の方が2人、玄関からはご本人1人で来られるように自立的になった方は、広告パズルを一人で仕上げるようになっておられます。この三人は最近ではすっかり、めっきり、しゃっきり、にっこり、明るく見違えるように姿勢までスッキリしておられます。

大多数の方たちが自然体で、あたたかい気持ちで受容してくださっているのが、ひしひしと伝わってきます。このような良い雰囲気になったのは、初冬のころの教室に、親御さんと一緒に自閉症の娘さんが見学参加された時以来の明確な変化です。その時は、いつもと少し違う私のゲーム運びに、全くの自然体で優しく付き合って下さった、それ以来の、教室内における「社会変化」と言いたい、隣人愛の昇華と言いたいような変化が続いているのです。具体的に言いますと、ゲームの材料配りや机イスの片付けも、率先して手伝って下さるようになっています。誰のお陰かというと、自閉症の娘さんと1時間半という長い時間を共にし、共に間違えて共に笑い合ったお陰と言いたいのです。

私はいつも大きな声を張り上げて歌い、説明し、散会するとホッとしますが、此処ではまさしく、認知症を持ちながら、暮らしやすい社会になっていると、静かな喜びで満たされます。一般参加の方たちの、衰えた方への自然体での受け入れぶりが素晴らしいと、電気を消した後の大広間で、一人でバンザイを叫びたいほどの余韻に浸りました。リーダー冥利に尽きる思いです。
平成23年6月から始まった月1回の教室ですが、5年未満でたどり着いた成果だと、喜びのお裾分け報告です。
2016/02/19のBlog
韓国の信韓大学から、高齢者福祉事業に希望を持っておられる若い21人の研修生を、2月19日、京都市北区にお迎えしました。北区では当NPOのメンバーによる教室が毎月開催されていますが、本日の研修会は、お客様に相応しい「日々是好日」と、「和を以て為貴」の墨痕淋漓の掛け軸が、会場の主のように掛けられた鳳徳会館の二階大広間でした。

迎える側のスタッフ・ボランティア・お仲間さんは、気持ちを一つに、精一杯のおもてなしをと、言葉は通じなくてもゲーム体験では皆さん一つの輪に坐って、大きな声で笑い、日本語の歌と韓国語の歌と、遠慮無い大声で、二部合唱でもなく輪唱でもなく、勝手気ままなようなよく解らない大合唱で、同じ局面で笑い合い、とても楽しそうで、大成功でした。
茶話会では気分一新、記念写真の後のセレモニーの更に後では、雰囲気ががらりと真面目になって、30分ほどの講義の時間となりました。

認知症予防に関しては、韓国よりも一日先輩にあたる経験から、どのように「みんなの認知症予防ゲーム」の広報活動を展開してきたか、ゲームを韓国で開始される上で参考になることなど、通訳さんとの最高のコンビで、時間いっぱい聞いて頂きました。

予防ゲーム実践に踏み出そうと、逡巡しながらも決意しておられる若者たちを前に、勇気をもって踏み切っていただくようにと、激励の言葉でお開きとなりました。
今後が益々楽しみです。
2016/02/10のBlog
[ 23:10 ] [ 理事長から ]
2月9日は京都府南部の笠置町で養成講座の第4講で、楽譜書きに、2班に分かれて取り組み、2枚完成しました。
2枚を横に並べて張り出して、太鼓の実技を練習しました。
書いた通り左右の手を動かすのですから、皆さん異口同音に
「わかりやすい~」
と仰って、日本の古来の縦書き楽譜に驚いておられました。デイサービスの職員さんが「明日からでも」と言ってできたてホヤホヤの楽譜を喜んで持ち帰られました。一番喜んだのは私ではないかな???

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2月10日は京都府南部でも宇治市に隣接する城陽市での、毎年冬期4回限定の教室の第1回でした。
毎年欠かさず参加してくださる顔なじみの方や、初めての方、小規模多機能施設から、職員さん同伴で参加された方など、いろいろまちまちの地元の方たち、28人をお迎えしての教室でした。

初対面の方が多いのですが、終われば皆さん旧知の間柄のように打ち解けておられます。
冒頭になぜ認知症予防が大事か、何をどうすれば予防の効果が得られるか、等のお話を短時間話させて頂きます。その後広いホールの後方に丸い円形に椅子を並べてあるほうに全員で移動して、ゲームを楽しんで頂きます。

小規模多機能施設から参加された方も、一度でリズムに乗ってくださって、目を見張る思いでした。上手にできるよりも、失敗したほうがお得なのですよ~と言えば、すんなり理解して頂けて、スイスイと運ぶことが出来ました。
終了後の茶話会では、でんでん虫のゲームが、短い歌詞で二番まで続けても僅か1分。その間に、脳の機能を8種類も同時進行で使っている・・・。大人の幼稚園と誰かが言うならば、その場で8種類の刺激をしているのだと答えて下さいとお願いをしました。そうして皆で、8種類の脳の機能を数えて確認しあいました。

次回は若いリーダーさんの指導でゲームの種目を取り替えてと、計画しています。網の目のように、各地域に予防教室が沢山出来てほしいと、心から願います。
ちなみに城陽市の人口は7~8万人。65歳以上高齢者約1万7~8千人。少々古い数字ですが、当NPO法人のメンバーによる認知症予防教室は、6箇所で開催されています。100万都市の京都市内では10指に満たない教室の数ですから、密度から言うなら、京都市のほうが、「九牛の一毛」で、お寒い実態です。なんとか理解者、実践者を増やしたい! 
気ばかり焦ります。
2016/01/15のBlog
認知症予防ゲーム・リーダー養成講座「青い鳥28期」を、宇治市大久保地区で開催します。

≪養成講座 全5講≫ 講師: 髙林 実結樹

講座・日時・内容
第1講 1月21日(木) 13:30~15:30 高齢者リフレッシュセンター「スリーA」の功績
ーーーーーーーーー実技習得 ゲームその1

第2講 2月4日(木) 13:30~15:30 優しさのシャワーと表現される対応とは
 ーーーーーーーーー実技習得 ゲームその2

第3講 2月18日(木 )13:30~15:30 予防ゲームは何故効果があるのか
 ーーーーーーーーー実技習得 ゲームその3

第4講 3月3日(木) 13:30~15:30 道具を作ってみましょう
 ーーーーーーーーー実技習得 ゲームその4 

第5講 3月17日(木) 13:30~15:30 予防教室のボランティア講座を行う時のために
 ーーーーーーーーー実技習得 サロンや教室の始め方と終わり方

会場:まごころ大久保デイサービスセンターの3F研修室 JR奈良線「新田駅」北踏切を東へ直進 徒歩3分

対 象:認知症に関心のある方

受講料:1回 1000円 (会場の受付で申し受けます)

テキスト2冊 1000円+300円=1300円(最初に必要) 既にお持ちの方はご持参ください。

申込み受付:お問合せはNPO法人認知症予防ネット 事務局へ 
電話・FAX 0774-45-2835 又は090-7353-4646
Eメール:npo@n-yobo.net

合計10時間受講の方には、修了証を授与します。欠席講座は補講をいたします。