認知症専用のデイサービスにて

認知症専門のデイサービスに、月3回訪問しています。今日8月14日(月)は、14回目の訪問でした。お盆だからでしょうか、利用者さんは少なめの4人。職員はフィリピン・韓国・日本人の3人、私を入れて8人の輪でした。会話は完璧な日本語です。

メンバーさんに相応しい自己紹介、日付の確認も立派にできました。ゲームその1は、順番通りにほぼ出来るようになっています。
介護度4のB子さんは、転倒された後のお顔のあざは消えていました。ご機嫌は良くなかったのですが、穏やかで、ヒステリックな探し物はされません。表情は少し寂しそうというか、足が痛むのかとお察しました。そして椅子を後ろに引いてゲームには参加しないという意思表示をされていましたが、途中から皆とあわせて歌を歌うようになられました。

ゲームその3の太鼓の歌は「アリラン」です。前回、前々回と、「アリランの歌を覚えて来ます」と約束した私でしたが、半分しか覚えることが出来なくて、と言いますと、皆さんが口々に「日本語で歌ったら大丈夫ですよ」と、優しく慰めてくださいました。今日は前の半分は覚えたての韓国語で、後半部分だけを日本語で、皆で3遍ほど歌って太鼓を楽しく終わりました。
利用者さんの優しさとサービス精神に支えられて、どちらがボランティアか分かりません。
アリランの歌は、意味を深刻に深読みしないで、かるーく歌うといいのですね。大発見でした。

8月も半ば、暦では残暑の季節に入りました。