髙林の母の存命中のことです。母は認知症だったから変な行動をします。病院ではじろじろ見られたり、迷惑もいっぱいかけました。世の中、認知症を持っていても、あたたかく暮らせる社会にならないものか、と思っていました。入院中は看護婦さんを毎日困らせたから、治っていないのに「退院します」と言ったら、初めて笑顔になられました。
その日から36年経っての昨日、関東のYHさんからメールを頂き、胸がイッパイになって、涙がとまりません。同意を頂いたので、転載させて頂きます。
「みんなの認知症予防ゲーム」を拡げてくださっている方です。
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火曜日の予防教室に、看護学校の生徒さん3人が実習にみえました。
参加者のみなさんは、孫より若く可愛い生徒さんたちと一緒にゲームができ、とても喜んでいました。(慣れているので、彼女たちよりスムーズにできることも多く)
最後の感想では、
「私たちは、看護学校で治療のことを勉強していますが、予防という考えは頭にありませんでした。高齢者のみなさんが、自ら予防に取り組んでそれも楽しく活き活き活動なさっていることに、とてもびっくりし、心強く感じました。」
私は、改めて、前向きな素晴らしいみなさんの、予防のお手伝いをさせていただいているんだ!と再認識でき、心が引き締まる思いでした。
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認知症予防とは、重度化予防、改善も同じ重さで取り組んで、同時に行っています。