棚田に映える空色ポロシャツ(多可町岩座神)

7月24日(日)、多可町岩座神集落にお邪魔しました。
この日は棚田オーナーさんによるかかし作り交流イベントが行われました。

そして、それに先立ち、先に完成したそば交流施設「棚田の里ふれあい作業所」のお披露目が行われました。
お披露目といっても、イベントの準備の合間を縫って、まさに「分刻み」の強行日程です。
地元のごあいさつ、乾杯、簡単な施設・そばづくり資機材の説明の後、みんなで記念撮影をしました。
ご覧ください、皆さんのこの晴れやかな笑顔(%笑う男%)(%笑う女%)!
といきたいところですが、カメラを前にちょっと皆さん緊張気味だったようで…表情が硬いっす(%とんかち%)!!

お披露目の後は、交流イベントです。
この日は
(%月%)秋に石垣に植え付けるマンネングサの挿し芽作業
(%月%)棚田の草引き
(%月%)石垣の草刈り
(%月%)かかし作り
を行います。

こちらではマンネングサの挿し芽が行われていました。
10㎝ほどに育った芽を一つ一つ丁寧にポットに植えていきます。
しばらく公会堂の横で育てられたマンネングサ、秋には石垣に移植され、岩座神の棚田をしっかり支える役割を担うことになります。

一方、同時に棚田の草引きと石垣の草刈り作業も行われていました。

こちらは草引きの様子。
地元の方からの説明です…「稲と稗を間違えないように、注意して抜いてくださいね〜。基本的には稲の列から外れている草は雑草ですから引いていってください」。

石垣の草刈りは鎌により手作業で実施しました。

快晴(%晴れ%)で暑い中、大人も子供もしっかり持ち場で環境整備作業を行い、見違えるようにきれいになりました。

作業を行った後は、楽しくお昼ご飯!
集落のご婦人方が「棚田米のカレーライス」を用意してくださっていました。
う〜ん、ふっくら、もちもちっとした棚田米の食感がなんとも贅沢です。
このほか、焼きそば、鶏唐揚げ、あまごの塩焼きなども集落の皆さん、オーナーの皆さん一緒につくりました。

あまごの一部は川に放流され、子供たちによるつかみ取りも行われました。
どんどん大漁!といきたいところでしたが、あまごが岩の下に潜り込み、皆四苦八苦。
見かねた大人の方も「強力助っ人」として参戦されていました。
というか、きっとあの暑さ、「自分たちも川に入りたいなぁ…」と機会をうかがっていた方もいらっしゃったのではないでしょうか(子供が楽しそうにやっていることって、なぜだか親もやってみたくなっちゃいますよね(%ニヤ男%)(%ニヤ女%))。

最後は各オーナーさんが自分たちの区画にかかしを設置。
事前に家で用意してきたかかしを立てられる方、その場で組み立て作業を始められる方…皆さん手慣れています。
これから実りの季節まで、皆さんの田んぼをしっかり見守ってくださいね。

閑話休題。
各写真、集落の皆さんが揃いの空色のポロシャツを着ていることにお気づきいただけましたでしょうか。
何でも「3月の元気交流会の時に、よその集落がみんなお揃いの法被やジャンパーを着ていたことに刺激を受けた」そうで、今回、冬用のオレンジ色のジャンパーとともに新調したとのことですよ。
空色が棚田の緑によく映えていますし、「棚田の里 岩座神」の字も誇らしげで皆さんとってもお似合いでした。

 え〜やん