ひきこもり当事者の心の中は? 農場の名前が決まりました

皆さん、こんにちは! いよいよ雨の季節になりましたね!しかし、気分(こころの中)は晴天のままで居てくださいよ!

つい先日のニュースで「新幹線の中で22歳の男性が乗客3人を殺傷」という報道がありました。僕はこれを聞いた途端、「あ〜、こころ病む若者が叉、事件を起こしてしまった!」と哀しく、むなしく、僕たちグループ活動の無力感を強く感じました。経験的に(事例研究を通じて)、こころの病を持っている人は、①自分が正しいのに回りは理解してくれない(自閉症型)、②非社会的(こんな社会は間違っている。飛び出してホームレスになったほうがマシだ)になる、③生きづらさ、社会の無理解に対して暴力的になる(統合失調症型)が多いように思います。その後のニュース報道によると、彼は②か③のようです。彼には何でも聞いてくれる・話せる居場所(或いは、人・友人)がなかったのではないでしょうか。心配してくれる親・兄弟は居ても所詮は「ことば・思いやり」であって、こころの奥底には入れていない、所謂、「やかましく奏でるニョウハチ(宗教行事で使う打楽器)」に過ぎなかったのでしょう。
いつも申し上げることですが、若い時の発症(?)は早く手を打たなければなりません(支援者、理解者による早期の対応)。「心配」「腫れ物に触る」「様子を見て」は危険です。下手をすると、当事者が50歳になり、親は80歳になるという「8050」になるか、或いは今回のように事件を引き起こすことになってしまいます。
「長屋のおっちゃん相談室」は彼らにとっての居場所(思いを吐き出すところ、聞いてもらうところ)、農場は自然と対話し、こころを休める憩いの場です(ありたいと思っています)。是非、立寄ってください。
さて、農場のことですが、もう一人のおっちゃんが名前をつけてくれました。曰く、「若宮のびのびファーム」です。「若宮」は地域の名前ですが、「神さんから授かった若者=国の宝」という意味もこめています。「のびのび」は読んで字のごとくです。つまり、「のびのびファーム」は「若者が自然の中で、気持ちを和らげ、こころを癒し、背筋を思いっきり伸ばして野菜を栽培する畑」ということになります。
初物でキューリが一本できたので、ビールを片手に丸かじりすることにしています。トマトもスイカも順調に「らしく」なってきました。これからは暑く、湿気が多くなり野菜や植物にとって嬉しい季節ですが、草引きや虫・害獣(イノシシ、アライグマやカラス)対策も大変な季節です。販売拠点の目処もつきましたので、沢山の商品(野菜)が必要です。忙しくなるので、悩める若者は是非、手伝ってください。では!