こんにちは! 暑いですね!お元気ですか?

いきなり「障がい者」などと、差別的な言葉を使ってすみません。ひきこもり状態にある(?)人、ご家族に関心を持っていただくために「敢えて使った」ことを白状します。
世の中、「共同参画」とか「共生社会」などと、どのような立場・状態の人でも分け隔てなく住める・活動できる社会を作ろうと叫ばれていますが、この言葉自体が「差別」ではないでしょうか。

ある青年が一生懸命に仕事を探しています。コミュニケーション能力もあり、一般常識・教養はおろか、歴史、文学、経済等あらゆる分野に卓越した知識を持っていますが、長い間「ひきこもっていた=就業のブランク=職歴の空白」があるというだけで、いくら履歴書を送付しても書類選考ではねられています。面接の機会も設けてもらえず、彼の体力、知力、頭脳などを経営者(会社)には見てもらえないのです。「空白期間がないよう、ウソを書いてやろうか」と言っていますが、おっちゃんは「ダメだ」といっています。おっちゃんが帯同するので、ハローワークから希望する会社案内を持ってくるように言っていますが、コピーが取れないそうです。つまり、ハローワークの窓口面接という関門があるのです。それでは、メモしてくるように言っていますが・・・。

世の中は、民間だけでなく、公的機関でも、やはり「強きを助け、弱きをくじく」という仕組みになっているのでしょうか。