農商工連携事業と6次産業化事業との違いとは

農商工等連携支援との使い分けが大切

このブログに書かせていただいているように
今回の6次産業推進の人材育成プロジェクトに参加した感想は、

農商工連携事業と6次産業化事業との違いが
講師自身も混乱またはわかっておられない様でした。

確かに今回の農林水産省の公募を見たときに、一番驚いたことは、
経済産業省と共同で実施した「農商工等連携支援」で蓄積したノウハウが、

全て活用されていて、認定スキーム、事業計画様式、指導人材の確保方法、発掘のノウハウ、等々まったく一緒のようですが、

私自身農業者(ビオファーム合同会社)は、自ら農業者が申請すると捉えていました。
私ども事業者にとっては使い分けが大切です。

施策の目的や支援の方法論、認定を受けて支援を受けるという枠組み、人・金・販売サービスでの支援を受けること等、大半が共通している様に見受けられます。

違いは、大きく2点。一つは、① 「6次産業化支援」が農林水産業者を支援対象としていることに対して、

「農商工等連携支援」は 商工業者と農林水産業者の連携体を支援対象としていることである。

すなわち、事業者が農林水産業者であれば6次化を、商工業者であれば農商工連携を選ぶことになります。

もう一つは、② ハード(設備等)に対する補助金の有無である。6次化はハード(試作開発・販路開拓等)両面に補助金があり、農商工連携は基本的にソフト補助金のみです。

また、六次産業化支援には、都市計画法・農地法の特例があることも、一部の農業生産法人等にとっては、重要なトピックといえます。

ビオファーム丹波は新たな丹波の特産品化を考えて、自ら農作物の栽培・加工生産・流通販売を押し出している事業計画でして、

まさしく6次産業化なのでまっしぐら進んでいかねばと意を新たにしているところです。