全国に冠たる「福地ホワイト6片種」の特徴は & そばは日本最古の穀物!

秋植えの野菜栽培を今考えています。

いまや全国的に有名な青森産のにんにくは>、「福地ホワイト6片種」と呼ばれる品種です。

田子町を発祥の地に、現在では八戸市、十和田市、おいらせ町、五戸町、三沢市など県南全域に普及し、にんにくの最高級ブランドとして定着しました。

この品種の最大の特徴は大玉でひと粒ひと粒が大きく、りん片の外皮が雪のように白くて見栄えがいいこと。

そして糖度が凝縮されつつ辛みとのバランスがよく、にんにく特有の香りがマイルドな点が挙げられます。

中国産とくらべて明らかに味が濃厚なのは、にんにくの重要成分であるアリシンが1.3倍も含まれているからなのです。

アリシンは硫化アリルの1種で、にんにくやたまねぎに含まれる独特の刺激臭(香気成分)や辛みの成分です。

血液の凝固を贈らせて血液をサラサラにする効果があるから成人病予防にたいへん有効であり、さらに疲労回復、血中脂肪燃焼、ガン予防などの効果が知られています。

にんにくは元気・スタミナのもと、毎日ニンニクスープを飲めば風邪知らずなど、日常的な“民間療法的根菜”としても活用されていますよね。

「福地ホワイト6片種」には無臭の「マイルドニンニク」もあり、キッチンの常備野菜として毎日でも利用したいすぐれモノのニンニクなんです。

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そばは日本最古の穀物!

縄文時代の初期には既に栽培されていたそばは栄養満点

秋といえば新鮮な旬のたべものが食卓をにぎわす季節。八百屋さんや魚屋さんでも、秋の新○○といったさまざまな種類の食材が並びます。

こういった旬の食材はどれも、自然の恵みをタップリと吸収して育っているので、私たちに、新鮮なエネルギーを与えてくれます。

秋の新鮮な食材の中で、こと開運という観点から特に注目したいのがそば。それにはちょっとしたわけがあります。

ここ数年来、そばは、ラーメンの人気におされがち。でも、その栄養価や開運効果を考えると、絶対おすすめです。

そばは、日本で最も古い作物といわれ、縄文時代の初期から栽培されたと考えられています。そして、このそば。

あまり土壌を選ばず、成長が早く、短期間で育つという特徴を備えています。そのため、海外でも積極的に栽培され、食材として重宝されて来ました。

さて、そばは、収穫の時期により、夏そばと秋そばに分けられます。夏そばは、九州で6月中旬頃から、北海道では8月中旬くらいには収穫が終わるもの。

一方、秋そばは、北海道が一番早くて9月中旬、九州では、11月中旬頃の収穫となります。一般的に、新そばとよばれるのは、収穫したての秋そばのことです。

そして、秋そばは、日照時間が長く、色・味とも夏そばより優れています。

そんな秋そばは、古代の大地のエネルギーを脈々と受け継ぎながら、太陽のエネルギーもたっぷりと浴びて収穫される自然エネルギーの塊なのです。

そばが特別なわけ?

さて、そば以外でも、日本には、古来、素晴らしい作物は、沢山あります。ところが、そばには、そばを特別なものにしている、他の作物にない秘密が隠されています。

そばの花は、めしべが長く、おしべが短く、花粉粒の大きい「長柱花」と、めしべが短く、おしべが長く、花粉粒の小さい「短柱花」がありますが、

通常の作物が1種で受粉を行って結実するのに対し、そばは、この二種類を昆虫によって受粉させないと結実しない仕組みになっています。

これを、エネルギーという観点から見た場合、そばには、他の作物に比べ、エネルギーの源泉が多様で、それだけ、わたしたちにバラエティに富んだエネルギー(単にカロリーという意味ではありません)を与えてくれる事になります。

そばが、昔から、修行僧の常備食として、重宝されてきたのも、これでうなづけます。