昔の女の人の好物は、いも・たこ・なんきん と言われていました。

子供のころ女の人の好きなものは、「いも、たこ、なんきん」だとよく言われていましたが、今はなんなんでしょうね。

さて、私のこのかぼちゃとの出会いはその当時は名前は知りませんでしたが「宿儺(すくな)かぼちゃ」です。

篠山市の丹波細工所のお借りしていた圃場で以前栽培しておられ、その時いただいたのがヘチマの形をしたこのかびちゃだったのです。

珍しい形でたくさんいただいたものですから、いただいたというよりは圃場の土手に捨てられていたようでした。

娘の嫁ぎ先やらにお配りしたところ、とても好評でおいしかった、もっとほしいといわれておりました。

後で調べたところ岐阜県の在来種で、写真のようにヘチマのような細長いカタチをしており、色はなんとグレー。ねっとり感もホクホク感もほどほどで、大変おいしいかぼちゃです。

先日、わさびのハウスを見学するため、岐阜に出かけたのですが、そのとき、この宿儺かぼちゃを見つけて、購入しました。どんなにしていただこうかととても楽しみです。

この種を保存して来年種まきをと考えています。下記の記事を見まして挑戦したく思っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

種から親と同じ個体ができたということは、まぎれもなく固定種。種は大事に大事に保存し、絶やさないようにしたいと思います。こうして代々伝えられてきた伝統野菜は、まさに宝物。「ヘリテージ」とか「エアルーム」という言葉(※)を改めて実感した、今年の「宿儺かぼちゃ体験」でした。

http://doraku.asahi.com/karada/vegetable/070830.html

ちなみに、先日、ある生産者の方にうかがったところ、宿儺かぼちゃは、それほど古い品種ではないとのこと。もともとあった野生の細長いかぼちゃに、雪化粧などの灰色で食味のよいかぼちゃが交雑したのではないか…と、いわれているそうです。

さて、もう一つのかぼちゃは篠山の味土里館で購入したものです。

新種でこれも一度お料理して味わってみたく思います。名前は(ロロン)です

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 一度食べたら忘れられない、滑らかな舌触りの極甘カボチャ!!
今までになかったラグビ−ボ−ル形が個性的!カボチャ『ロロン』を新発売
2009/10/13 西日本新聞

タキイ種苗株式会社(所在地:京都市下京区、代表取締役社長:瀧井傳一)は、2009年の新品種として、徹底的に食味のよさにこだわった、ラグビ−ボ−ル形のユニ−クな形が個性的なカボチャ『ロロン』を新発売いたします。
カボチャは、ホクホクした食感と、あっさりした甘さから女性を中心に人気で、世代を問わず愛され続けています。また、ビタミンやカロテン、カルシウムや鉄分などが豊富に含まれ栄養価が高く、その上保存がきくカボチャは昔から重宝されてきました。最近では色々な料理に使われるようになり、カボチャの甘味をそのまま活かしたケ−キやプリン、クッキ−などスイ−ツにもぴったりの野菜です。
近年、直売所の増加により、小ロットでの出荷が可能になったことで、サイズや色、形の変わった品種が多くの生産者の方から求められるようになりました。このような市場のニーズを受けタキイ種苗では、2003年発表のミニカボチャ『ほっこり姫』に続けて、おいしくて見た目がおもしろいカボチャの開発を進めてきました。

今回発売するカボチャの『ロロン』は、特においしさにこだわり、高粉質※1で肉質がキメ細かく、滑らかな舌触りと上品な甘さが口いっぱいに広がり、 一度食べたら忘れられない味わい深さを実現しました。また、今までにないラグビ−ボ−ル形というユニ−クな形の『ロロン』は、加工もしやすく、味にも見た目にも満足していただける品種です。見た目や味が斬新な品種は、栽培がやや難しいのが一般的ですが、『ロロン』は 葉が大きめで強勢であるものの、着果※2がよく、栽培しやすくなっていますので、家庭菜園でもお使いいただけます。
『ロロン』というお菓子のようなかわいらしい名前には、もっとみなさんにカボチャを食べてもらいたいという 育成者の「ロマン」と、まるで食味が「マロン」のような甘さとおいしさを持つことが由来となっており、『ロロン』のおいしさを たくさんの人に伝えたいという熱い思いが込められています。直売所や家庭菜園などでおいしいカボチャを作りたいという方々に推進していくとともに、食味のよさと形のユニ−クさを活かし、幅広いアプロ−チを進めていきます。
タキイ種苗では、今後も引き続き形や色が多彩な野菜であるカボチャ品種のバリエ−ションを増やし、産地の 活性化や賑やかな売り場を演出する個性溢れる品種のラインナップを充実させていきたいと考えています。

『ロロン』というお菓子のようなかわいらしい名前には、もっとみなさんにカボチャを食べてもらいたいという 育成者の「ロマン」と、まるで食味が「マロン」のような甘さとおいしさを持つことが由来となっており、『ロロン』のおいしさを たくさんの人に伝えたいという熱い思いが込められています。直売所や家庭菜園などでおいしいカボチャを作りたいという方々に推進していくとともに、食味のよさと形のユニ−クさを活かし、幅広いアプロ−チを進めていきます。
タキイ種苗では、今後も引き続き形や色が多彩な野菜であるカボチャ品種のバリエ−ションを増やし、産地の 活性化や賑やかな売り場を演出する個性溢れる品種のラインナップを充実させていきたいと考えています。

◆『ロロン』の主な特長
・高粉質でキメが細かく、滑らかな舌触りで食味が特によい。
・ラグビ−ボ−ル形の果実は、1、8〜2kg程度の大玉になり、果皮は濃緑でちらし斑が入る。
・交配後45〜50日程度で収穫期を迎える。
・葉は大きめで強勢だが、着果が安定しており、栽培が容易。

・・・・・・・・・以下略・・・・・・・・・・・・・