準備はたった3分! 痩せ体質になるための朝食メニュー
「朝は1分1秒でも長く寝ていたい」「朝はなんだか食欲がない」。
そんな理由で、朝食抜きのまま一日をスタートさせていませんか? 肥満遺伝子によって痩せ方がちがう!?
自分のタイプを知って効率的にダイエット♪ 食事を一回抜けば、その分痩せると思いがちですが、実は、痩せ体質になるためには朝食はとても大切なのです。
朝食には、寝ている間に下がった体温を上げる効果があります。体温が上がることによって基礎代謝量もアップ、つまり脂肪を燃焼しやすくする効果があるのです。
逆に、朝食を抜いて食事の間隔があくと、体がエネルギーを蓄えようと働いてしまいます。
代謝をアップさせる朝食メニューには、体温を上げるための「タンパク質」と、脳のエネルギー源となる「糖質(炭水化物)」の組み合わせがおすすめ。
それに野菜やフルーツをプラスできれば理想のバランスとなります。
かけるだけでお手軽! “和食派” におすすめのメニュー
・納豆ごはん
大豆を丸ごと発酵させた納豆は、朝食に取り入れたい食材の一つ。良質な植物性タンパク質のほか、腸内環境を整える食物繊維や、美肌効果のあるイソフラボンなど、嬉しいメリットがたくさん。海苔や刻みネギをプラスすれば、ミネラルやビタミンも補うことができます。
・卵かけごはん
生卵をそのままでもOKですが、卵は加熱した方がタンパク質の吸収率が良いといわれています。耐熱容器に卵を割りいれ、軽くかき混ぜてレンジで40〜50秒加熱すれば、ふっくらトローリ半熟卵のできあがり。ごはんにのせ、醤油をかけていただきます。しらすを加えればカルシウム、ゴマをふればビタミンEを補うことができます。
“洋食派”の強い味方、乳製品を上手に取り入れて
・チーズトースト
朝食の定番トーストは、いつものバターをチーズに代えて、カロリーを抑えながらタンパク質やカルシウムをとりましょう。スライスしたトマト、冷凍のミックスベジタブル、缶詰のコーンなどをトッピングすると、より栄養バランスがよくなります。
・フルーツヨーグルトシリアル
食欲がない朝にもサッパリと食べられるシリアル。ダイエット効果を狙うなら、牛乳よりも、乳酸菌を加えて発酵させたヨーグルトがおすすめです。
腸の働きを整える乳酸菌は、シリアルに含まれる食物繊維と一緒に食べることで、その効果がアップするといわれています。
さらにキウイやバナナ、プルーンなどを加えてビタミン&食べやすさアップ!
どうしても時間がないときには、飲み物だけでもOKです。コーヒーなどの刺激が強いものは避け、野菜ジュースや牛乳、飲むヨーグルトなどを選ぶようにしてください。
朝の慌ただしさの中でも手早く準備できて、効率よく代謝を促す朝食メニューで、太りにくい体づくりを目指しましょう。
(加藤 朋実)