伝統食品とも言われる「糠漬け」。
これも代表的な発酵食品。この糠漬けの素晴らしさはまず、野菜を加熱していないので、食物酵素がそのまま体内に入れられることからダイエット効果も大。
そして、さらに、野菜の水分が減ることで自然に多く食べることができ、食物繊維も取りやすいから、スルッ効果も期待できる。
そして、なんと心にもいい。糠漬けに含まれる「GABA」。これはアミノ酸の一種で、野菜にはふつうほとんど含まれていない。
ところが、糠が発酵することで、GABAが作り出されるのだ。このGABAは血圧の上昇を抑え、ストレスを緩和してくれる。つまり毎日をシャキッとさせてくれる効果がある。
発酵食品を上手に取り入れて
発酵食品には上記のほかにも、血液サラサラ効果や疲労回復効果などさまざまな効果がある。ちょっと独特の風味のある食品が多いだけに、食卓には上手に取り入れよう。
例えば、味噌や醤油、ヨーグルトはドレッシングとしてサラダに使う。糠漬けは細かく刻んでご飯に混ぜる、納豆には梅干しをあえるなど、組合せを考えて。
美味しい食品同士の組み合わせを「であいもの」と呼ぶように、あなたに合った発酵食品と「であい」がありますように…。