オイルサーディンの炊きこみごはん
最近、缶詰の魅力が、改めて見直されています。保存がきき、備蓄品としてもすぐれているのは言わずもがな。
さらに、旬のおいしい時期にまとめて缶詰にすることが多いので、安価で栄養価が高いのもポイントです。
中でもオイルサーディンは、イワシの稚魚をオイル漬けにしたもの。体にいいとされるドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)という成分を豊富に含みます。
ただし、酒のさかななどにはいいのですが、そのまま食べるとなると塩気がちょっと強め。炊きこみごはんにすると、適度に味がうすまり、ちょうどいいあんばいになります。
もともとが缶詰なので、魚独特のにおいはほとんど気になりませんが、ショウガも一緒に炊きこむと、より生臭みをおさえられます。
材料(4人分 1人当たり325kcal)・米2合(300グラム)
・水360ミリリットル
・オイルサーディン1缶(75グラム)
・シメジ1パック(100グラム)
・ショウガ10グラム
・A(酒大さじ1、しょうゆ大さじ1/2、塩小さじ1/3
作り方(調理時間10分)(米の浸水・炊飯時間は除く)
(1) 米はとぎ、水気をきる。炊飯器に入れ、分量の水を加えて、30分ほど浸水させる。
(2) シメジは小房に分ける。ショウガは皮をこそげて、せん切りにする。
(3) (1)に(2)、Aを加えてさっと混ぜ、オイルサーディンの油をきってのせる。
(4) 炊飯器で普通に炊き、オイルサーディンをほぐしながら、全体をさっくり混ぜる。
献立の例 ハクサイのおひたし 豚汁
ひとくちメモ
オイルサーディンの油は サーディンは油をきってから炊飯器に入れます。ただし、油もうま味のうち。
「油をきる」といっても、ザルなどは使わず、菜箸で缶からとり出し、そのまま炊飯器に移せば大丈夫です。
(ベターホームのお料理教室、写真は大井一範)
https://www.facebook.com/biokitchen.Kyoto