ゴーヤの酢みそあえ

ゴーヤの酢みそあえ されています。

 ゴーヤが、沖縄から全国へと広がったのは、ここ10年ほどのこと。当初はにがうりと呼ばれていましたが、今ではすっかり、沖縄名のゴーヤ(ゴーヤー)で売られ、全国各地で栽培
 人気のわけは、あの独特のにが味。最初に口にしたときは、思わず顔がゆがみそうになりますが、慣れてしまうとなぜか美味に。コリコリした歯ごたえも魅力です。

 日よけのための「緑のカーテン」として栽培する家庭も多く、収穫の時期をむかえているのではないでしょうか。

今回のあえものは、あっという間にできて、さっぱり食べられる一品です。ゴーヤの水気をしっかりきってからあえれば、翌日もおいしく食べられます。

レパートリーに加えて、無駄なく食べてください。

 なお、ゴーヤの緑色をいかすために、できればみそは淡色系を、こんにゃくも白色のものを使ってください。

材料(4人分 1人当たり 28kcal)

・ゴーヤ1/2本(約150グラム)
・こんにゃく1/2枚(100グラム)
・A(みそ大さじ1と1/2、砂糖大さじ1、酢大さじ1、練りがらし小さじ1/4)

作り方(調理時間10分)

(1)ゴーヤは縦半分に切って種とわたをとり、薄切りにする。

(2)こんにゃくは厚みを半分にし、5ミリ幅に切る。

(3)ボウルにAを合わせる。

(4)鍋にたっぷりの湯を沸かす。ゴーヤを入れ、再沸騰したらざるにとる。同じ湯で、こんにゃくをゆでてざるにとる。

(5)ゴーヤのあら熱がとれたら水気をしぼる。(3)にゴーヤとこんにゃくを加えてあえる。

献立の例 豚の角煮、もずくスープ、ごはん

ひとくちメモ

 黄色いゴーヤ ふだん食べている青いゴーヤは熟す前に収穫したもの。熟すと黄色くなります。歯ごたえはやや悪いものの、にが味がやわらぎます。にが味が得意ではない人は、家庭菜園で、黄色くなったゴーヤで作ってみてはいかがでしょう。
(ベターホームのお料理教室、写真は大井 一範)