味噌玉で毎日快腸がひそかなブーム!?簡単レシピ3つ2016年3月10日 岩田 麻奈未
発酵食品の良さが見直されて、日本伝統の発酵食品「味噌」が、納豆と並び注目を集めています。
味噌は、腸内細菌のバランスを整える働きがあるうえ、吸収の良い大豆イソフラボンが含まれており、女子にうれしい調味料といえます。
「毎日お味噌汁を作るのは面倒」という方は、ひそかなブームになりつつある「味噌玉」を作ってみてはいかがでしょうか?
お湯を注ぐだけで簡単にお味噌汁が作れますよ。
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■味噌を毎日食べたい理由2つ
(1)腸内環境美化に
発酵食品に含まれる有用菌を食べて体内に取り込んでも、腸内に住みつくことはできません。けれど腸内にとどまっている間は、すでに住みついている腸内細菌と共に働き、善玉菌をサポートしてくれます。
また、味噌などの植物性発酵食品に含まれる有用菌は、生きて腸までたどり着く可能性が高いといわれています。ですから、善玉菌をサポートするためにも、毎日味噌をとることが大事なのです!
(2)ホルモンバランスのサポートに
味噌は、大豆と麹が原材料の発酵食品です。発酵の過程で、大豆イソフラボンが身体に吸収されやすいよう分解されます。豆腐や豆乳など、発酵していない大豆食品に含まれる大豆イソフラボンは約2割程度しか吸収されませんが、味噌や納豆など大豆発酵食品の場合、約8割が身体に吸収されるといわれています。とくに、大豆に麹菌を植えつけて作る八丁味噌は、大豆イソフラボンが豊富です。 PMSや生理痛が気になる方は、エストロゲンの分泌が少なくなる生理前に、積極的に味噌や納豆をとるといいでしょう。
■簡単味噌玉レシピ3つ
・食物繊維もたっぷり!「大根味噌玉」
<材料>(1杯分)
お好みの味噌 約大さじ1
切り干し大根 適宜
昆布粉末 適宜
・身体ポカポカ!「生姜味噌玉」
<材料>(1杯分)
お好みの味噌 約大さじ1
ジンジャーパウダー 適宜
ねぎ 適宜
高野豆腐(細かくカットされたもの) 適宜
・DHAとEPAをチャージ!「煮干し味噌玉」
<材料>(1杯分)
お好みの味噌 約大さじ1
煮干し 適宜
ドライワカメ 適宜
<作り方>(共通)
食べやすい大きさに切った食材と味噌を混ぜ、1回分に丸くまとめるだけ。お湯を注げば、お味噌汁になります。具材は、お好みの分量を加えましょう。
味噌玉は、戦国時代の武士が保存食として携帯していた歴史のある調理法です。出汁をひいてお味噌汁を作るのは面倒でも、混ぜるだけなら簡単ですよね。オリジナルの味噌玉を作って、腸内環境をサポートしましょう。
(岩田 麻奈未)