認知症と動脈硬化の関係

認知症と動脈硬化の関係

認知症には大きく分けると脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症と二つのタイプになります。

老化と共に血管もしなやかさを失い血液の流れが悪くなり、脳への血流がスムースに流れなくなります。

その結果脳細胞が壊死し、認知症となります。つまり動脈硬化が進むほど認知症へのリスクが高まるということになります。

そこで普段の食事、食生活が大事になる所以です。

認知症予防に効果のある食材とは

和食が良い理由を書きましたがでは具体的な食材ではどんなものでしょうか?

抗酸化作用が期待できる食材はアンチエイジングの食材としてよく話題になりますがそのまま認知症予防の食材となります。

DHAとEPAが多く含まれる食べ物やポリフェノール、ビタミンCやEを多く含むもの

サバ・サンマ・イワシなどの青魚・・・DHAとEPAが多く含まれる

マグロ、ブリ、すじこ、うなぎ、サケ・・・DHAとEPAが多く含まれる

ゴマ・・・ビタミンE、トリプトファン(脳を活性化)、黒ゴマには抗酸化作用があると言われるセサミンが含まれる

アーモンド・ナッツ類・・・抗酸化物質が含まれる

ベリー類・・・ポリフェノールやアントシアニンなどの抗酸化物質が含まれる

緑黄野菜・・・抗酸化物質が含まれる

ざくろ・・・ポリフェノールが多く含まれる

海藻・・・アルギン酸が血圧を下げる
きのこ・・・脳の活性化

大豆製品・・・60代〜70代で野菜と大豆製品を多く食べた人は認知症リスクが3割減ったというデータがあります。(福岡県久山町の住民調査 九州大学大学院医学研究院 精神病態医学 久山町研究より

納豆・・・ナットウキナーゼが高血圧を予防

ウコン・・・ポリフェノールが多く含まれる。

卵・・・良質のタンパク源・卵に関して下記に別注

レバー・・・ビタミンB12が血流を活性化

鶏胸肉・・・良質のタンパク源・カルノシンという成分が活性酸素を除去する働き

緑茶・・・カテキンなどポリフェノールが多く含まれ、緑茶に認知症予防に効果がありと発表されたことで最近注目度が上がっています。