カレーが認知症に効く
最近認知症予防にカレーが良いと話題になっています。カレーにはスパイスのウコンが含まれているので抗酸化作用が期待できます。
インドの人はアルツハイマー病の発症率が他の国のそれより少ないということもあるようです。ちなみにアメリカ人の四分の一と言われています。
カレーのスパイス、ウコンに含まれる成分のクルクミンがアルツハイマー病に効果を発揮しているということです。
クルクミンとは
ウコン(ターメリック)に含まれるポリフェノールの一種で抗酸化作用が期待でき、アルツハイマー病の原因と言われる「ベータアミロイド」というタンパク質を除去すると言われています。
カレーならなんでもいいかというとそうではなくあの黄色のウコンが入っているカレーならアルツハイマー病の予防に効果が期待できるということですね。
カレー好きには嬉しい話ですが食べ過ぎには注意しましょう(笑)
認知症に良くない食材とはどんなものでしょうか?
わかりやすいのは糖尿病になりやすい食べ物です。例えば肉類などの動物性脂肪、そしてアルコール類です。
糖分の多いものや脂っこいものは避けたほうが無難です。
うどん・ラーメンなどの小麦粉の製品はパンもそうですが認知症予防には良くないとされています。
しかし無くすのは難しいですね。今まで週に2回食べていたラーメンは1回にするとか回数を減らす工夫をするのが現実的だと思います。
※卵はコレステロール値が高くなりそうで一見よくないようですが最近の研究では40歳以上なら一日2個位は問題ないそうです。
年齢とともに血中のコレステロール値は変化が少なくなります。良質のタンパク源として中高年はむしろ卵を食べたほうが良いですね。
認知症予防レシピ
抗酸化物質の含まれる食べ物が良いとわかっていても毎日同じものを食べていてはむしろ逆効果になります。
そこでバランスよく食べるにはどうすればよいでしょうか。
とても便利な言葉があります。それは「マゴタチハヤサシイ」です。
マゴタチハヤサシイ
大切な栄養素として9品目の頭文字をとったものとして有名な言葉です。(栄養改善普及に取り組まれていた近藤とし子さん提唱?)
これなら覚えやすいですね。これらを組み合わせて3日ぐらいで平均すると良いとされています。
マ 豆・大豆食品 味噌、納豆、豆腐
ゴ ゴマ
タ 卵
チ チーズ、牛乳など乳製品
ワ ワカメ 海藻類
ヤ 野菜
サ 魚 特に青魚
シ しいたけ きのこ類
イ イモ類