糠漬けの栄養

糠漬けの美点は、野菜の持つ豊富なビタミンを壊すことなく、更に栄養価をなんと5〜10倍増しにしてくれるところです。

糠漬けにするだけで!凄いですね〜

糠漬けは基本的には、糠、塩、水、を混ぜたもので出来ていますが、そこに野菜を漬けると、浸透圧で水分が出てきます、そうするとそれを餌にして乳酸菌や酵母菌が増殖します。

その過程で旨みが発生しビタミンB1が増大します。

不足しやすいビタミンB1は、水溶性のビタミンB群の一種で、疲労回復のビタミンとも呼ばれています。

炭水化物 (糖質)の代謝を促すため、白米を主食にしている日本人にとって必要な栄養素です。

ご飯と一緒にぬか漬けを食べることは、白米による糖質の吸収を抑えるためにも好ましい組み合わせなのです。

また、エネルギーをつくる手助けをすることで、神経や筋肉の機能を正常に保つ効果があります。

勿論、糠の持つ栄養素(たんぱく質や食物繊維、ビタミンA、B群、E、カルシウム、リン、亜鉛、鉄)も野菜に移りますので、玄米を食べなくても、玄米の欠点を消した理想の玄米を食べていることになるのです。

マクロビなどの玄米菜食なんかより、白米と糠漬けで全くOKなのです。