3月3日(土)、「コラボ談話室」を開催しました。この日の参加者は初参加4人を含む17人。20代〜80代の全年齢層が揃いました。
話題提供は「夢見るころは過ぎたのか」(藤本智奈美さん)。藤本さんは、幼いころからものづくりが好きでデザイナーに憧れ、中学から書を始め、現在に至っている。おおらかを大切にした母親の影響もあり、安定よりも変化を求めてきた。これからもいろいろな自分を演じていきたいと話題提供しました。

会場には、藤本さんによる色々な書体の「夢」の字が蒔かれ、それを見ながら久保田哲也さんの進行で次のような談話が進みました。
安定を求める人が増えて今の日本になった/就職が見つからないなら自分で仕事をつくればよい/畳屋を起業した自分は地域に貢献する店・商店群・雇用づくりが夢/夢と畳はマッチする/今の若者は家庭・学校で社会の枠組みに収まるように教育された/ブラジルは挫折してもチャレンジ出来る国/夢は集中して・夢中で取り組むことから生まれるのでは?/夢は結局はこころの問題/

人はゼロリセットが怖くて規範にとどまろうとする/規範の中で見通しが立つから夢も見られる/恐れを知らない子どもは好奇心からいろいろな夢を見る/好奇心・子ども心が夢やイノベーションの原点/三世代で住むと、安定を求める自分の子が人生を切り開くべき孫の芽を摘むのがわかる/今の親に余裕がないことが問題/好きだった植物を中心に実現可能な目標・職業・ボランティアを選んできた/夢は現実との駆け引きの中で変わっていく/「夢≒仕事の目標」の人が多いが、「仕事以外の夢」を持ち続けることが大切/

人との出会いが次の夢を生んでいくのでは?/夢は安定した生活7割+ゆらぎ3割で持続するか/3割のゆらぎがあれば人・情報が集まる/仕事以外が人生のメインだと思っている/子どもたちに生きることを教えるような活動をめざしたい

「夢」をテーマに、夢・理想・目標と安定・現実・仕事、年齢に関係なくいかに生きるか、子どもや若い世代への経験や知恵の継承など、話題が広がった談話室になりました。

次回の予定は、次のとおりです。
土曜日の朝、いつもより少し早く、ふらりとお出かけください。

と き:4月7日(土)10時〜12時
ところ:多目的スペース(カフェ横)
テーマ:「幼い息子に学んだこと」(大原正也さん)
 幼い息子の行動から新しいビジネスを発案し、56歳で起業した大原さん。そんな大原さんのお話をきっかけに、子どもたちから何を学ぶか?子どもたちに何をしてやれるのか?みんなで語り合いたいと思います。 

(やまもと)