宝塚不登校の会「サポート」閉会 ご挨拶

活動を始めたきっかけは、我が子が高校進学後に不登校になったことからです。

当時は、不登校を全く理解ができずに、「なぜ学校に行かないのか?」
母親として自分の子育てが悪かったのではと悩み苦しみました。

その中で、親の悩みを軽くする場が、この宝塚市内でできないかと考えて、仲間3人から始めたのが2004年11月。

不登校を正しく理解してもらうために、
 ・不登校支援サポーター講座を2回開催。
 ・不登校の居場所 カフェ「ぽ」の開催
 ・親の生き方や自身の気づきのために、アートセラピー講座の開催
 ・東京シューレ代表の奥地圭子さんの講演会
 ・不登校新聞社の石井志昂さん 宝塚市の元教育長の伊達達治先生を招いての不
 登校フェスティバル開催
 ・筑波大学名誉教授:村上和雄さんを招き、「遺伝子オンで生きる」〜100名以上も参
 加の企画と映画「スイッチ」の撮影協力をしたこと

 などなど

当会は15年余りの活動のなかで、地域の仲間作りができました。

不登校に悩んでいた当時、教育相談に電話した際…
「子どもには誠実に生きていたら、良いことあるよ」と話して子育てしてきましたと話すと
電話相手の相談員さんから
「お母さん、それは本当ですか?誠実にしていたら本当に良いことがありますか?」と言われて、ちょっと悲しい気持ちで電話を切ったことを思い出しました。

誠実に生きてきたことから、地域で泣いたり笑ったりを共有できる仲間作りができました。

不登校になる子どもは、誠実〜ピュアな気持ちが大きいと感じます。

いま不登校悩む方々、灯は必ずあります!
それは、私たち不登校をした子を持つ親の人生観を変える力の基です。

これまで当会を応援してくださった関係者の方々、この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました!

《不登校した子をもったことから、成長できた親の私たちに 乾杯!!!》